6月1日 カエルの登山

先日福岡に住む登山家の先輩から「宝満山を登るカエルのことが地元で話題になっとうバイ」とメールがありました。大宰府のそばにある標高829mの名山「宝満山」の麓の池で孵化した1万~10万匹のカエルが標高差600m、山頂まで2.5kmの長く天敵の多い危険な道を1か月かけて100~1000匹程が制覇するのだとか。この話地元では結構有名なようで昨年秋には太宰府市が市民遺産に認定したのだとか。調べると2018年には「宝満山のヒキガエルを守る会」がカエルが無事山頂にたどり着けるように「ヒキガエルのための宝満山ガイドブック」なるものを発行し便宜を図っているとのこと。カエルがこのガイドブックを使っているかどうかは不明ですが。大学の先生は「他の山でこのような話は聞かない、大昔から修験道の山として知られており登山者も多く彼等が靴に付けたカエルの臭いを辿っているのかも」というのだが確かな理由は未だ不明とのこと。