7月14日 国分川の水難事故

暑くなってきたのでボチボチ水難事故のニュースが流れ始めましたが、今日会社の近所を流れる国分川にかかる橋を渡っていると中ほどに花とおもちゃが置いてありました。もう7年が経ちますでしょうか2014年6月折からの雨で普段はまるでおとなしい国分川に小学校1年の児童が転落し3日後に橋の底に沈んでいるのが見つかりました。お母さんが買い物に行った間に雨が気になり川のそばに行き転落したようです。この話は何回か小欄でもしていますがかわいい盛りの子供を自分の不注意(お母さんはきっとそう思っているのでしょう)で亡くしてしまったことに自責の念もあるのでしょう花がいつまでも供えられています。何時までたっても子供はあの当時のままでおご両親に甘えてくるのでしょう。どんなに悔やんでも涙が枯れ果てるまで泣いても抱きしめたい子供はそこにはいません。この橋を渡る度、花を見る度に親御さんの気持ちを思いやるせない気持ちになります。

7月13日 向日葵と津田沼

先日大網白里に向日葵を見に行ったのですが全く咲いていなかったので急遽妻情報の津田沼に見に行くことにしました。車で1時間ほど走り国道14号から少し入ったところにひまわり畑がありました。駐車場はないので近くに止め畑に一目散。凄い本数です。50cm程度の踏み台が用意されておりそこから見ると圧倒的な花花花。私の背丈より高く伸びており中に入るとまるで迷路。久しぶりに向日葵を満喫しました。ところでこの津田沼は京成、JRと二つの駅があり大変賑わっている街です。1970年代後半には当時の大手スーパーBIG3が安売り合戦をし随分話題になりました。今でもヨーカドー、イオンが覇を競っています。30年ほど前転勤で家を探す時に随分歩き回りました。JRから海寄りには畑が沢山あり土埃が酷いねなどと話したのを覚えていますがその後交通の便もいいし急速に宅地化されましたのでいまだにあんなに畑地が残っているとは驚きでした。

7月12日 雷

昨日暑い昼間は避けて夕方狭い庭の草取りを始めました。花壇のないところには除草剤を撒いており大量の草はないのですが何やら背の高い雑草やドクダミはしつこく伸びています。腰をさすりながら場所を移動し半分くらい終わった頃でしょうか。空がかなり暗くなってきました。これはやばいぞ早く切り上げなければとは思いつつ一通りは刈ってしまおうと粘っているとどんどん空は黒くなりやがて遠くから雷の音が聞こえ始め、とみる間にポツポツと来始めました。雨粒が大きいのであわてて家の中に避難しました。するとまもなく近所でガラガラドッチャンと落雷の様子。思わず落語「宮古川」が頭の中で始まりました。演者は先代の円楽。バカ息子と幼馴染の娘がどちらも家から閉め出しをくらい知合いのおじさんに泊めてもらう。二人が二階に上がると雷が鳴り初め、、、と色っぽく展開するのですが雷が遠くに行くと共に落語の娘さんが古女房に化け(?)我に返りました。

 

7月9日 酒納品するな?

オリンピックは1都3県で無観客での開催が決定されました。これだけ都内の感染者が増え続けている状況下オリンピックに観客を入れての開催にはやはり無理があります。お祭り騒ぎを期待していた人達には大変残念な形になりました。ところで昨日東京に4回目の緊急事態宣言が出されるにあたりさる大臣が納入業者に対し、やり玉に挙がっている飲食店への酒提供を控えるよう依頼するとか金融業者に情報を流すとかの話がありました。信じられない話です。これきりで関係が途切れるわけでもないお客さんに酒を納品するなといわれても現場では無理でしょうし実際にやったとしても納品ルートは沢山あるので店は多分困らないでしょう。飲酒がコロナ拡大の大きな要因になっているのは分かりますがこんな実効性のない違反スレスレの案を持ち出すのは「もう対策がない」ことの表れです。金融機関も然り。お酒の好きな方は無観客オリンピックを見ながらご家庭でどうぞ。

7月8日 オータニサン

大リーグで大活躍の大谷選手が32号ホームランを打ちました。ゴジラ松井がフルシーズンで打った31本をシーズン半ばで達成したのですから驚きです。算数ではありませんのでやれ60本だなんてことは分からない話ではありますがこの先どこまで記録を伸ばしていくのか楽しみです。最近日本のプロ野球は随分久しく実況を見ていませんがニュースで見る大谷選手の報道はなんともにぎにぎしいですね。言い過ぎですがアナウンサーだけでなく老若男女みんなが彼のプレーを楽しみにしているようです。打って投げて走って笑顔が可愛く誰からも愛されキャラでまあ親はどんな育て方をしたのでしょうか。その昔ベーブ・ルースは「ベーブ」という愛称で呼ばれましたが今や大谷選手の「オータニサン」はアメリカ中のアイドル(?)これも言い過ぎかな。これまで何となく肩ひじ張って日本人だとか侍魂だとかがついた有名人はいますがそれとはまるで違うタイプです。

7月7日 精神科医キタヤマオサム

先日日経「あすへの話題」執筆者が7月から変わり以前から興味がある人たちが担当することになったと書きましたが今日は「精神科医きたやまおさむ」氏の第一回目。といっても私は精神科医のキタヤマ氏のことは何も知りません。私の中で彼は「おらはしんじまっただ」のフォーククルセダーズのメンバーとしてです。冒頭彼は患者の性格を問題にして共に考えようとするのだから自分が自分の性格をある程度分かってないなら、人の問題など語れないだろう。しかしそれは非常に難しいことであり姿見のように性格を映してくれる機械は未来永劫現れないだろう。但し自分の書いた文章には必ず自分が出てくる。そこで自分の作った作品や好みの映画、小説を素材にした分析を公開すれば、我々の自己理解も進むかもしれないということを期待してこの欄に文章を書き記し自己分析をしていきたいという。今の「キタヤマオサム」を、そして私自身をも知ることが出来るかも。

7月6日 朝顔

今朝いつものように家を出たら見慣れた家の玄関口に朝顔の鉢が三つおいてありそれぞれに違った色の花が咲いていました。最近は西洋朝顔というのでしょうか色がどぎつい花が多いのですが伝統的な紺、赤紫、白の斑入りでした。地植えではないので学校から持ち帰ったものかそれぞれの子供用に親が買ってきたのか。そういえば水原秋櫻子に「朝顔市立つ日は癒えて帰る日ぞ」というのがあります。秋櫻子が多分入谷の朝顔市を心待ちにしておりその頃には病気も癒えて家に帰るぞという気持ちを込めた句でしょう。今年も入谷の朝顔市は中止のようです。江戸時代には朝顔の道楽にはまると家が傾くといわれたほどの大流行があったそうでその伝統を引き継いだ朝顔市はとても華やかです。数年前こんな物騒でないころに行ったのですが愛好家が精を込めて育てた朝顔はどれも素晴らしく選ぶのに苦労したほどでした。早くいつもの朝顔市を楽しめるようになってほしいものです。

7月5日 2回目終了

3日にコロナワクチンの2回目を接種してきました。小児科の医師が担当で私が「お母さーん」などと痛がるそぶりをすると「はーい もう済みましたよ」と応えあっという間に終わりました。土曜日から今に至るまで特に変わったことはなく少し左肩に違和感があるかなといった程度です。副反応はかなり個人差があるようです。65歳以上の老人は抗体値が上がりにくいため、ほとんど副反応がないつまり「接種で発熱があれば喜ぶべきです、体が若いのだから」という医者もあるそうな。後一週間位すると抗体ができ90%以上の確率でコロナが侵入してくるのを阻止してくれる手筈になっています。完全ではないのでその後もマスク着用、帰宅時のうがい、手洗いは続けようと思います。お酒は普段から飲めないので大丈夫です。イギリスでは2回の接種者にも陽性者が出たので高齢者には3回目も接種が始まったと報道されていました。東京は感染者が増えています用心、用心。

 

7月2日 1年の真ん中

今日は1年の丁度真ん中の日だそうです。年を取ると1年の経つのが早いといいますが私の今年前半は随分遅く進みました。何があったわけでもないのですが多分コロナ禍でいつも行っている美術館、コンサート、お花探しなどに行ってないので何か物足りなさがあるのでしょう。おかげで本やCD購入費が増えてしまいました。ところで子供の1年と老人の1年とは長さが違うといいます。確かに小学生の6年間と今の6年間とではまるで時の流れが違います。最近女房と話していて「ついこないだ」が20年前だったのに気づき大笑いしました。20年経つと生まれたばかりの子が成人式を迎える、ふにょふにょの赤ちゃんがお兄さん、お姉さんになってしまいます。そういう私自身もこの20年でいつの間にか白髪は増え背筋はどこかに行ってしまい昨日の晩飯を食べたかも怪しい年になっています。なにはともあれ今年の残り半分は前半の分まで濃厚な半年にしたいものです。

 

7月1日 名前を思い出さない

日経夕刊の「明日への話題」担当者が今日から変わりました。担当者リストを見ると「きたやまおさむ」「山田詠美」などといった懐かしい、ちょっと気になる人達の名前がありました。今日木曜日は歌人の小池光氏。年を取ると名前が出てこない。以前千鳥ヶ淵の桜の木の下に咲いている清楚できれいな花の名前がどうしてもでてこない。珍しい名前で難しい漢字だったのは覚えているのだがということで「難読 花・植物の漢字三一〇種類」というサイトを覗いてみたらあった。「射干・著莪」この発見はうれしくてヤッタゼ!と声に出てしまった。というのだが私は同類の話でとても不愉快な思い出があります。前職で元々そりの合わない上司がどうしてもある地名を思い出さず私に聞いてきたので「確か漢字2字」だったと思いますがと答えたら「アホカそんなことは聞いとらん!」とえらい怒られました。多分私が何と答えようと怒ったのでしょうが気分の悪い一日でした。