4月30日 脱化石エネルギー

日経夕刊追想録にかつてのサウジアラビア石油相アハマド・ザキ・ヤマニが去る2月に90歳で亡くなったとありました。73年の第一次石油危機の時「ヤマニ石油相」と名前が頻繁に出ていたのを思い出します。記事はその彼が20年以上前に言った「石器時代は石がなくなったから終わったのではない」を、本質を突く言葉は時間とともに価値を増すと書きます。石油依存からの脱却に世界がカジを切る時代にこそ重く響くとも。石器時代を終わらせたのは青銅器や鉄器などの新しい技術だった。石油も同じ。世界中が脱炭素、脱化石エネルギーという潮流の中、中東でもその対応が大きく分かれており世界有数の天然ガス産出国カタールでは大規模な太陽光発電プロジェクトを立ち上げ代替エネルギー確保に足を踏み入れているがサウジアラビアのようになかなか石油依存から脱却できない国もある。石油全盛時代のキーマンだったヤマニ氏は向こうで何を思っているのだろうか。

4月28日 ゴールデンウィーク

私はカレンダー通りですが明日からゴールデンウィークの方も随分いらっしゃるのでしょうね。ましてコロナです休めといってる会社もあるのかもしれません。ところでこの「ゴールデンウィーク」とはよくできた言葉です。勿論和製英語ですが何となく偶にとれるまとまった休み、心弾むといった雰囲気をよく出しています。大昔映画会社が元気な頃に宣伝のために作った言葉のようですがなかなかの優れものです。ついでに調べたのですがsilverには老人という意味はないそうです。Silver Ageとは華やかな時代を意味するGolden Ageの次に来るやや控えめな時代という意味だとのこと。和製英語「シルバー」はその昔国鉄の時代電車内に老人用の席を設けることになったが偶々余っていたシルバーの布を座席に使ったのが始まりだとか。シルバーは白髪を連想させいぶし銀といったイメージをも思い起こすのでシルバーエイジも良くできた和製英語です。

4月27日 おーたにさん

大リーグエンゼルスの大谷選手が勝ち投手になったと報じられています。2番打者、投手としての出場で打って投げて走ってようやりますなア。CBSのプロヂューサー氏いわく「大谷の7本塁打はリーグ最多タイ、奪三振率(9イニング相当)14.5は、規定投球回数クリア組でリーグトップ。しかもメジャー全体で得点5位、打点6位…爆笑するしかない」ツイート。昔々ほとんどの方はご存じない「西鉄ライオンズ」という球団に稲生和久という怪物がいました。ジャイアンツとの日本シリーズで4連投したりさよならホームランを打ったりし当時の監督三原修が「神様仏様稲生様」といったという逸話がありますがこの「おーたにさん」にも驚きましたね。彼が渡米した頃野球評論家諸氏は「どっちかに絞らないと」とおっしゃっていましたがこの活躍を見聞きするにつけよくぞそんなアドバイスを聞かないでくれてありがとうという感じです。もうどこまで行くのか!!

4月26日 コロナワクチン接種

私は千葉市民ですが先日市からコロナワクチンの案内が来ましたので女房が早速リストに載っている最寄りの病院に予約について尋ねたところ「月一くらいで通院している人しか予約しません」との返事を貰ったそうです。驚きましたね。健康な人はそんな頻度で病院には行きません。集団接種会場は用意されていますがこれは市の中心部にあり自宅からは遠いところです。休めばいい話ではありますが中には休みの取れない方も大勢いるでしょうに。まして千葉は東京に通勤している人は沢山いるでしょうが彼らが皆会社を休んで接種を受けられるのでしょうかね。今はまだ高齢者の接種なので時間に余裕がある人が多いのでしょうが一般接種が始まると結構話題になりそうな気がします。東京、大阪では一時に大勢の人が接種を受けられる会場を用意するとの報道もありますが住民票がある場所で働いている人の方が圧倒的に少ないと思いますが何か方法があるのでしょうか。

4月23日 火星でヘリ?

NASAが19日火星で超小型ヘリコプターの飛行試験に成功したと発表した。更に22日には探査車パーシビアランスに搭載した装置で火星の大気の大半を占める二酸化炭素から酸素を作り出す実験に成功したとも。この探査車の名前は「不屈の精神」を意味するとのことだが多分とんでもないことなのでしょうね。飛行機やヘリは「揚力」と重力が釣り合うことで飛行でき、火星の重力は地球の3分の1なので有利だが大気の密度が地球の100分の1しかないので、、、、と新聞を読みながら書いていますがかなりチンプンカンプンです。酸素にしてもそうです。CO2をCとO2に分離させれば酸素は取れるだろう、ではどうやって分離させるのか?となってくるともうダメです。ヘリが飛ばせられれば広範囲の探索が出来るし酸素が取れれば人間の活動にも大いに役立つのだろう。将来的には生成した酸素を水素と組み合わせて水を合成できる可能性もあるのだとか。

 

4月22日 えらいこっちゃコロナ

大阪のコロナ感染者が止まらず再度緊急事態宣言を出すことになったようです。新種が猛威を振るい陽性者の数も重症者の数も以前を上回り病院はパンク状態で新たな患者さんは救急車でも搬送できないとのこと。病院で受け入れてもらえず自宅待機の重症患者が相当数いるのだとか。重症者が増えると看護婦、医者の負担も増えさらにコロナ以外の重篤な患者が受け入れられないなど本当に危険な状態のようです。医療関係者にもまだワクチン接種が行き渡ってないとのことですがそんな中で医療関係者は安全な活動ができるのでしょうか。ワクチンの優先順位は医療関係者です。早晩東京もこの状態になってしまうということで知事は国に非常事態宣言の要請をしているとのこと。今度の様子を見ていると「GW」だ「もう辛抱たまらん」などとは言ってられませんね。今回は若年層にも浸透しており人流を徹底して抑え込まないと本当にオリンピックが幻になってしまいます。

 

4月21日 正義への一歩

昨年5月アメリカミネアポリスで起きた警官による黒人男性暴行死事件の裁判で白人、黒人を含むマイノリティー計12人からなる陪審員が満場一致で有罪の判決を下した。これに対しバイデン大統領は「米国の正義に向けて大きな一歩になり得る」と評価したと伝えられる。この事件はジョージ・フロイドという黒人男性が白人警官に踏み殺されたもので、アメリカ国内には白人の黒人に対する差別が間違いなく存在しているということを改めて再認識し著名人を含むBLM抗議活動が盛り上がったきっかけとなった事件です。アメリカの陪審員制度は日本と異なり裁判官の手助けはなく法廷での証言に基づいて満場一致で有罪、無罪だけを決めるということなので実際の量刑はこれから裁判官が決定するとのことのようですが、これをきっかけに飽きるほどそして執拗に繰り返されてきた黒人に対する(マイノリティーに対しても)差別が少しでも改善されることを期待します。

4月20日 ケヤキ通りの今

今日は突き抜けるような青空で気温も高く終日上着いらずでした。この時期は新京成常盤平駅から南に向かうケヤキ通りの樹々が芽を出し薄緑色の葉を空中に伸ばし始めています。樹勢が強すぎるのでしょうか今日は植木屋さんがクレーン車を使い道に覆いかぶさるような枝を切っていました。これから枝葉が空高く道路を隠す程にありそれぞれの葉が微妙に異なる色で陽の光を和らげ昼寝には絶好の場所となります。が皆様ご用心この道路は交通巡視員というのでしょうか不法駐車の取り締まりの方が非常に熱心に仕事をするところです。もう何人もちょっとの油断で取り締まられているのを見ています。ご用心ご用心。

 

4月19日 no art,no life

先の土曜日にNHKBSプレミアムで「no art,no life令和三年表現者」という素晴らしい番組がありました。これは障害者とその作品を取り上げた内容で以前から単発的に放送していたものを今回1時間番組にまとめたものです。彼らは何しろ書きたいから描くのですね。描くこと自体が目的でそこには一般社会にあるような名誉欲も金銭欲ももしかしたら表現欲もないのかもしれません。フロイトを彷彿とさせるような乳房と性器を積み上げた人間の深層心理表現、年を経る度に書き直す終わりのない巻物、紙を貼り付け盛り上げた奇妙な物体などそこには「いわゆる上手な作品」はまったくありません。ひたすら力強く、素直で時におどろおどろしい作品群が本能で訴えてきます。今回は森山直太朗が旅人で古川琴音扮する琴音屋というチンドン屋を先導者に異次元の世界に入っていきます。出演者の衣装にも凝っており作者の意図、意気込みが溢れていました。。

4月16日 遺失物法

日経夕刊の「ホーム法務」Q&Aを興味深く読みました。通帳とハンコを入れたポーチを失くした人から、警察から見つかったと連絡があり受け取りに行くと「ほんのお気持ち程度だと思っていた」のに拾った方が預金残高の2割のお礼を要求したのだがさてどうしたらいいでしょうかというものです。私は知らなかったのですが担当弁護士によると遺失物法では「物件の返還を受ける遺失者は①当該物件の価格の②100分の5以上100分の20以下に相当する額の報労金を取得者に支払わなければならない」と定めているとのこと。ポイントは第三者に渡ることによる損害を受ける危険の程度を標準として決定すべきもので、今回の場合預金は銀行に対して預金者が保持している債権で紙の通帳自体に価値があるわけではなく第三者に渡っても大きな損害を受ける可能性は低いので判所所が取得者の主張に沿った高額な「価格」を認定する可能性は高くなかろうとのことです。