4月15日 オオイヌフグリ

今日の朝日新聞「天声人語」に野草と風と題し「オオイヌフグリ」のことが紹介されていました。多分あの花のことだなという目星はついていたので今朝通勤時に会社のそばにあるお墓の脇に生えているそれをしかと見物しました。数mmの青い小さな花を4枚付けており(実際はひとつにつながっているとのこと)紫色の筋が入ったとても名前からは想像できない可愛い花です。今時分はちょっとした空き地にはどこででも見ることができる花です。ただ近寄って目を凝らすと茎に一杯アブラムシが付いていました。勿論台所の天敵ゴキ君ではなく植物の汁を吸いつくすにっくきやつの方です。図鑑で調べてみると目星の花はやはり「オオイヌフグリ」でその名の由来は実が犬の陰嚢に似ているからなのだとか。分からないはずです。学名はVeronica Persicaといいキリスト教の聖人の名前なんだとか。ヨーロッパ原産で日本には明治初期に入って来たとのこと。