4月6日 ワニ塚桜

先週末は山梨の三か所で花詣をしてきました。「ワニ塚の桜」は樹齢330年というエドヒガンで階段状の畑に颯爽と立っています。根元は4m近く樹高は17mという巨木でそばではカメラにうまく撮れません。運がいいと富士山や八ヶ岳連峰と一緒に見えるようですがそんな飾りがなくとも充分立派でした。薄ピンクの花弁を溢れるほど付けた枝は地面に届くほどに青空に浸み込んでしまいそうになるほどに拡がっています。やや下の方から覗き上げると神々しいほどに眩いばかりに咲き誇っています。「慈雲寺」は臨済宗のお寺とのことで「糸桜」と称していますがエドヒガンの変種とのこと。ここのも樹齢300年といいますがその名の通りまるで十数メートルの上から桜の糸を垂らしたように小さな花を沢山つけています。とても華やかです。「甚六桜」は中央本線旧勝沼駅のプラットフォーム沿線に植わった数百本というソメイで今を盛りの艶やかなトンネルを潜り抜けるのは何とも豪勢です。