4月28日 CW(冷休週間)

私は一人電車通勤の為コロナに罹患する確率が高いので「自宅勤務にしたら」という薦めもあり明日から休むことにしました。商売の方はサービス業を中心に業績の激減が伝えられていますが当新聞販売業界も新聞折込チラシが壊滅的な状態の為今日社長が自身の減給を発表していました。行楽地はコロナ感染防止のため稼ぎ時のGW中に人が集まるのを何とか阻止しようと「苦渋の決断」が散見されます。沖縄は「十分なもてなしが出来ないので」期間中には来ないでくれと6万人の予約客に訴え、佐倉のチューリップ畑では80万本の花を刈り取り、福岡八女市黒木の600年の大藤も見ごろの今花を落としてしまうのだとか。花はいずれ次の年の為に刈り取るのだから今年は「我慢」ですが商売に絡むとそう呑気なことも言ってられませんね。私は奥方と折り合いをつけながら三密を避け大人しく過ごそうと思っています。どうぞCW中休まれる方はコロナにお気を付けください。

4月27日 友の母親

先日高校時代から連絡を続けている友人からメールが入りました。介護施設に入っているお母さまとコロナの影響でもう1か月会えていない、収束して会えるようになっても自分のことを「どちらさまで」といわれるのではないかと心配している内容でした。今こういった施設ではコロナ感染を防ぐため外部との接触をさけています。今でも彼女は認知症気味とのことで時々記憶が飛んでいるようですが暫く合わないと本当に分からなくなってしまうかもしれません。もう亡くなった私の母親は「まだらボケ」というのでしょうか記憶がいったり来たりしておりお見舞いに行っても自分の状態が分からなくなることがありました。「どちらさまで?」とは言われませんでしたがやはり母親のそういった姿をみるのは子供として辛いものがあります。誰しもが通ることとは言いながら最後まで親子でいたいと思うのが情です。何とかお互いを認識したままで再会できるといいのですが。

4月24日 雹

昼過ぎに千葉の自宅にいる奥方から「大変!えらく外で音がすると思ったら1cm大の霰が降ってきた。初めて見たんだけど」とラインが入ってきたので、ふざけて「えー1cm大の🐆?」と返したら「1センチ大だったら雹だっけ?霰でなく」ときたので「そのとおり直径5mm以上を雹、以下を霰というそうな」といれると「ああそうなんだ、じゃあ霰でいいんだ」とトンチンカンなコメント。お笑いだとよくあるパターンなんですがうちの奥方はそんなシャレ者ではないので、「違うだろう!!1cm大なら🐆か雹だ」とつっこんだ。アホ同士が何を言ってるの!?と笑われそうですが私どもは関西人ではありませんでただの間抜けな夫婦でございます。大体普段からあまり話がかみ合わなく「家庭崩壊」もありえる危険な状態ではありますがお互い「この人を見捨てるわけにはいかない」という博愛の精神で何とか持ちこたえているのでございます。皆様の家庭は大丈夫ですか?

4月23日 うどん考

私は結構うどんが好きでよく食べるのですが一般的な関東のうどんの醤油だしはいけません。関東勤務になって初めて食べたうどんの汁が真っ黒でびっくりしました。うどんの汁は透き通っているものだと信じて疑わなかったのですから。最近は醤油味でないうどんも食べられるようになり麺は固いほうがとか柔らくなくっちゃとか好みはあるようですが私は拘りません。ただ、汁は透明でなければいけません。うどんの汁はこんぶとかつおの割合が大事で私は昆布の味が勝っている方が好みです。このうどんのルーツは空海が持ってきたのだという説があるようですが今朝の日経に室町から江戸にかけて朝鮮半島から伝わった麺料理がうどんの原型だったという香川の製麺機メーカー社長の説を紹介していました。世に空海伝説は一杯ありますのでそれを覆すこともないとは思いますが「お説拝聴」といったところです。私はただおいしいうどんがたべられればそれで結構なのですが。

4月22日 禁煙

今日の日経夕刊「がん社会を診る」というコラムに中川恵一という東大病院の医師が「禁煙」のことについて書いていました。喫煙はがんの原因のトップで、タバコがこの世からなくなれば、日本人男性のがんの3割が消滅する。国内の調査では20歳前に喫煙を始めると男性は8年、女性は10年短命になる。禁煙は若い時にした方が効果的だが、何歳であっても遅すぎることはない。30歳までに禁煙すればしなかった人と同様の余命寿命が期待でき、50歳で禁煙しても6年長くなる。禁煙すると24時間で心臓発作のリスクが低下し早ければ1か月で、せきやぜんそくなどの呼吸器症状が改善、1年経つと肺機能が改善し、禁煙2~4年後には虚血性心疾患や脳梗塞のリスクが1/3程度に減る。しかしがんのリスクが減るのは5年以降でがん全体のリスクが非喫煙者と同じになるのは男性で21年、女性で11年かかるという。そういえば私が禁煙してからもう21年になる。

 

4月21日 永守重信

今日の日経朝刊「コロナと世界」と題した記事に日本電産の永守重信氏が出ていました。私は氏に対して「猛烈経営とM&Aで自身が設立した会社を1.5兆円の売上げにし特にM&Aに際し一度も失敗していないと豪語している立志伝中の人」そんなイメージしかありませんが今回のインタビューは大変示唆に富んだ内容でした。「今は見えない敵と戦う第三に世界大戦だ。40カ国以上に工場があり様々な譲歩が錯綜するが指揮官である私が全貌を把握し全てを決める体制にした」と最高責任者としての確固たる信念を言葉にし、さらに「利益を追求するだけでなく、自然と共存する考え方に変えるべきだ。自然に逆らう経営はいけない。」ともいいそして最後には「50年、自分の経営手法がすべて正しいと思って経営してきた。だが今回、それは間違っていた。収益が一時的に落ちても、社員が幸せを感じる働きやすい会社にする」とも。こんなに頼もしい経営者もいるのですね。

4月20日 外食事情

昨晩よんどころない事情により外食することになり7時半ころ近所の飯屋を回ったのですが、回転ずし、中華レストラン、ラーメン屋とみんな休業。ようやく「サイゼリア」が開いていたので入ったのですが人はまばらで、座席に案内されたら暫く待ってくださいと店員さんに言われテーブル、椅子などを消毒していました。確かにこんな時期に外食するほうも問題なのですがコロナの罹患を防ぐための外出自粛がこれほど徹底されてくると外食屋さんは大変ですね。こういったところでは学生、主婦が大きな戦力となっており彼らの収入も当然大幅減でしょう。短い期間なら何とか切り詰めて辛抱することも出来るでしょうが長期間あるいは閉店などということになればその収入に頼っている場合は一大事ですね。命より大事なものは勿論ありませんがやはり経済的にもこの先かなり厳しい状況になっていきそうです。そして人々の心までも余裕がなくなってしまうのは怖いことです。

4月17日 昼飯事情

このところ昼飯事情に大きな変化があるようです。私は「マック」が好きで昼飯にドライブスルーをよく使っているのですが最近は利用者がとても多く車が道路にまではみ出して待っているので諦めています。確かに子供たちは学校がないし親は在宅勤務となるとドライブスルーで「マック」を買って家で食べるケースは多いでしょうね。また町では宅配ピザのバイクも普段に増して見かけますし今日は老舗の中華レストランの店先でお弁当を売っていました。先日テレビで請負料理宅配業とでもいうのか「出前館」というのが繁盛していると報じられていました。昼飯屋さんは夜と違い大概営業していますがそれでも「密集」「密閉」は出来るだけ避けたいので働いている人は「コンビニ弁当」「マック」が増え家庭では「マック」「宅配弁当」が多くなってしまうのでしょうね。御飯だけは食べないわけにいかないので「コロナ禍」で苦しんでいる業種が多い中の例外ですね。

4月16日 折込代理店の苦闘

今日新聞折込代理店と定例の打ち合わせがありました。この中で3月の実績は前年比7割近くにまで落ちているが4月になってからは前年比2、3割ともう悲惨な状況だ。数は少なくとも注文があれば新聞販売店にチラシを配送しなければいけないがトラックの経費も出せないとの深刻な話になりました。恒常的に注文を貰っていたスーパーが店内の混雑を避けるためということでチラシ発行を中止。不動産屋は展示場を開催しないし客への案内も控えるということで自粛、その他車、塾、介護施設などが軒並みチラシ発行を中止とのこと。部屋に入って来た担当者に「今年はボーナス出ますか?」と軽口をたたいたのですが会社の存続が危ぶまれる、中小の会社は倒産するところが出るかもといった話を聞くにつけ余計なことをいったなと反省しきりの私でした。他にとって代わる業者はないのだから、必ず必要とされる商売なのだから頑張ってくださいとエールを送ったのですが。

4月15日 オオイヌフグリ

今日の朝日新聞「天声人語」に野草と風と題し「オオイヌフグリ」のことが紹介されていました。多分あの花のことだなという目星はついていたので今朝通勤時に会社のそばにあるお墓の脇に生えているそれをしかと見物しました。数mmの青い小さな花を4枚付けており(実際はひとつにつながっているとのこと)紫色の筋が入ったとても名前からは想像できない可愛い花です。今時分はちょっとした空き地にはどこででも見ることができる花です。ただ近寄って目を凝らすと茎に一杯アブラムシが付いていました。勿論台所の天敵ゴキ君ではなく植物の汁を吸いつくすにっくきやつの方です。図鑑で調べてみると目星の花はやはり「オオイヌフグリ」でその名の由来は実が犬の陰嚢に似ているからなのだとか。分からないはずです。学名はVeronica Persicaといいキリスト教の聖人の名前なんだとか。ヨーロッパ原産で日本には明治初期に入って来たとのこと。