12月14日 柔道66kg級決定戦

昨日の柔道東京五輪男子66kg級の代表決定戦は壮絶でした。五輪代表選考で日本柔道史上初となる一試合限定のワンマッチ方式で行われ阿部一二三選手が丸山城志郎を破りました。この二人はここ数年勝ったり負けたりでどちらが優位とも言えない状態が続いており今回1対1の戦いという前代未聞の方式で決着したのだがこの試合も凄まじかった。制限時間内では決着せず延長延長で結局24分戦い続け阿部選手が優勢で勝った。私は柔道のことは門外漢でこの時間の長さの凄さは分かりませんが解説者によると限界を超えた戦いだったようです。意地と意地のぶつかり合い、選手生命をかけた戦いは決着後の選手の涙にその嬉しさ、悔しさ、そして両者のやりつくした満足感は有り余るほど伝わってきました。勿論オリンピックに出るためにすべてをこの試合に賭けてきたのでしょうがそれ以上に全身全霊を賭してのこの試合は我々に感動以上の何かを与えてくれました。