12月10日 夕焼けと小鳥たち 

先ほど郵便局に行った帰り、空が夕焼けで真っ赤でした。今日は一日曇り空だったのですが夕日は地上に近い方の隙間から横に広がって雲を染め上げていました。その中を小鳥が集団で飛んでいます。別にリーダーがいるわけではないのでしょうが一糸乱れずのパフォーマンスです。急降下、急上昇と空に大きな波がうねっているように見えます。虚子の句に「大空に又わき出でし小鳥かな」というのがあります。本当に急に視界に入ってきてそしてあっという間に視界から外れていきます。この時期はどこからかやってきた渡り鳥なのでしょうかそれとも元々いる鳥なのでしょうか2,30羽ほどで飛び回っています。遊んでいるのでしょうか餌をあさっているのでしょうか。かなり地上近くまで降りてきますが何かにぶつかることもなく見事に反転していきます。何とも不思議な集団です。そして初冬の夕焼け空が暮れていくとシルエットになっていきます。