12月6日 血が騒ぐ

今日は久しぶりに頭と体力と気遣いをする仕事をしました。商品のことで代理店、運送業者と交渉しながら店と渡りをつけるといった内容で,
うまくいっても売り上げは増えないし失敗すると大きく落とすあるいは以降の商売がなくなるというあまり一般的には好まれない仕事です。今回は先方が「我々の希望は受けられない」というのに対し金は増やせないが我々の希望をかなえてほしいそのためには「何を」「いつまでに」「どのようにしたらいいのか」を聞き関係者と話し了解を取りその要件を満たしながら、少し脅かしたりしながら交渉を続け最終的には+の金は払わずに当方の希望を聞いてもらったというものです。こういった仕事は昔取った杵柄ではありませんが結構血が騒ぐのです。(なんて大げさな表現ですが)今最終決着内容を関係者に感謝の言葉をしたためながらメールし一件落着したところです。これ以上何も起こらないことを願っています。

12月5日 中村医師殉死

30年にわたりアフガニスタンで人道支援に取りくんできた中村哲医師が現地で突然の凶弾に倒れた。もともと人道支援や国際貢献に強い関心があったわけではなかったとのことだが赴任したパキスタンで旧ソ連に侵攻され隣国アフガニスタンから流れ込んで来た難民を目の当たりにしてから彼の活動が始まった。2000年にアフガンが大干ばつになった時医療の限界を感じメスを捨て用水路建設に転じた。「百の診療所より一つの用水路」の考えから。危険なところにわざわざ好き好んでどうして行くのか、しかも医師という身分を持ちながら。それに対し「人としてこれをすべきだ」というのは誰もが持っているんだ、ただそれをそれをさらけ出すのは恥ずかしい。と。かの国の復興に命を懸けてきた彼、そして多くの人が彼の努力の恩恵をうけていながら何故!!。「恩をあだで返す」私にはそう思えます。勿論彼は自分の信念に従ってきただけでこうなることも予測していたというのでしょうが。