12月12日 読売歌壇栗木京子

今週は気になる作品が多かったのですが「反撃も攻撃も同じ弱者から死んでゆくのだ戦争よNO! 佐藤 勝美」確かに人類は戦争の歴史には違いないが最近はメディアが生々しい状況を生で伝えてくれるので悲惨さが一層際立ちます。イスラエルは病院や避難所まで攻撃し沢山の子供たちが死んでいます。町の面影はまるでなく見るも無残な姿になっています。イスラエルの連れ去られた人達はまだ多数が戻っていず不安な毎日を送っていることでしょう。ウクライナは最近メディアの露出が減っていますが時に出てくる情報では以前と何も変わっておらず世界の目がパレスティナを向きアメリカの援助が少なくなりウクライナの劣勢が伝わってきます。戦争は勝ったものが正義といいます。どんなに国際医療従事者が理不尽さを訴えようと他国の子供たちを連れ去り洗脳しようと結局「その正義」がまかり通ってしまいます。もはや何も彼らを成敗できるものはないのでしょうか。