11月18日 香港、大学に警察突入

今日の夕刊に「香港警察が大学突入」と出ています。報道によれば多数のデモ隊が立てこもっている香港理工大学に警察が突入、若者は火炎瓶を投げるなどして抵抗し、多数のけが人や逮捕者が出ている模様とのこと。一時期の市民による静かなしかし圧倒的な声を持ったデモからバリケード封鎖、投石と段々エスカレートして行きとうとう火炎瓶にまで来てしまいました。政治的な背景を述べるつもりはありませんがもうすっかり忘れられた日本での学生運動の終末期に近いものを感じます。武具、武器を所持し政府から暴力使用のお墨付きを貰っている警察と精々火炎瓶と激しい憎悪だけを武器にしている学生たちとは喧嘩にもなりませんでしょう。警察は実弾を使ったともいわれています。表面上の鎮静化には成功するのでしょうが内にこもったマグマはいつ何時爆発するかしれません。また改めて政府への反対運動が整然と行われる可能性も残っています。何とか青年たちの命が志が情熱が無残に砕かれてしまうことのないよう祈るばかりです。