松戸JSLホワイトレイズが準優勝
第18回春季全日本小学生ソフトボール大会
松戸市ジュニアソフトボール連盟に所属するチームの中から選抜された女子チーム、松戸JSLホワイトレイズが、3月27日から30日まで、岐阜県揖斐郡揖斐川町で行われた第18回春季全日本小学生ソフトボール大会で準優勝を果たした。同大会に出場した男子チームの松戸馬橋プレミアは2回戦で惜しくも敗れた。
松戸JSLホワイトレイズは初戦の加古川ドリームズ(兵庫)に7-3、2回戦の前沢フェニックス(岩手)に11-1、3回戦の森本アップルベリークラブ(石川)に11-4、準々決勝の大阪ドリームズ(大阪)に5-4、準決勝の福井W-WINSスポーツ少年団(福井)に9-5で勝利し、決勝に進出。決勝の石神井スマイル(東京)には11-0で敗れた。
松戸JSLホワイトレイズの今までの最高成績はベスト16。小林功征監督が就任してからの3年間は、県外の試合で勝ったことがなく、大会前には3日目の3回戦まで行ければ、と話していたが、目標を大きく上回った。
初戦の加古川ドリームズ戦は先攻で1回の表に1点取れたことで、波に乗れたという。最も厳しかったのは準々決勝の大阪ドリームズ戦で、サヨナラ勝ちを収めた。「子どもたちは大阪の選手たちと開会式で仲良くなり、こことやって勝ちたいという気持ちがあったようです」と小林監督は話す。点を取られた後に、すぐ取り返せたことが勝因だという。決勝の石神井スマイルとは何度も練習試合をしたことがあるが、まだ1度も勝ったことがないという。
小林監督は「この子たちは、波に乗ると何をするか分からない。ピッチャー(田邊彩夏選手・新松戸西小6年)は今大会の3本指に入るくらい良かった。守備ではエラーも多かったが、その分打撃が良かった。決勝まで行けるチームではなかったが、全国で6回も戦えたのは良い経験になったと思う」と話した。
キャプテンでキャッチャーの片桐亜瑚選手(稔台小6年)は、「初戦は強いチームだったが、そこで勝って流れに乗れた。準々決勝の大阪ドリームズとの試合は、1点を争う試合で、ずっと緊張感がありました。1勝、2勝を目標にしていて、まさか決勝まで行けるとは思っていなかったが、流れに乗って、その勢いで行けた。すごくうれしい。決勝の石神井スマイルとは何度も対戦していて1度も勝ったことがない。すごくレベルの高いチームです。今後は全国大会で決勝まで行けたという自覚をもって、もっと上のレベルに行けるように頑張っていきたい。夏の大会でも、千葉で優勝して、今回のように流れに乗っていければいいと思います」と話した。【戸田 照朗】

全国大会で準優勝した松戸JSLホワイトレイズ