わたしのページ(読者投稿)
2025年5月25日

杉本洋子さんの作品
とうとう私にもオレオレ詐欺が
桜の開花が話題になっていたころ、とうとう私にもオレオレ詐欺の電話がきた。
着信音が鳴ったので受話器を取ったが相手は無言であった。「どちら様でしょうか」と尋ねると、「オレだよ、息子だよ」と言った。おおー、これが世にいうオレオレ詐欺の電話かと思いながら、この時動揺せずにすんだのは当の息子が家にいたからだ。
相手は私が声を疑ったわけでもないのにみずから「今鼻声なんだ」と予防線を張ってきた。私が「息子は今家にいるよ、いい加減なことを言うんじゃない」と声を荒げると、相手は「バーカ、クソ爺、死ね」と悪態をついて電話を切った。
その後も怪しげな電話は続いている。自動音声の電話でNTTをかたり「この電話はもうすぐ使えなくなります」というものや、電気保安協会を名乗った設備点検についてのものなど。
しかし、わが家はNTTとは契約していない。電気保安協会は、連絡は必ず書面で行い電話を使うことはないはずだからその点検話
は断った。
ほかにも「不用品はありませんか、はがき1枚でも買い取ります」というたぐいの電話はよくくる。
少しも油断できない。戦争は終わらず、自然災害は頻発し、物価高に人々は苦しんでいる。世は問題だらけ。年寄りをいじめている場合ではないと思う。
(松飛台・髭爺 75)
横浜でエジプトを体験しました
先日、横浜みなとみらいで行われているミステリー・オブ・ツタンカーメン(体験型古代エジプト展)に行ってきました。
みなとみらい駅では駅員さんに出口を1番で出るように言われ、その先は店に入りパンフレットを見せて、パンフレットにあったQRコードで場所が判明。道を教えてもらい、何とかたどり着きました。
受付でチケットを買おうと思ったら、何とキャッシュレスでした。幸いナナコカードがあり何とか購入できました。
入る前にシアターがあり、基本のツタンカーメンが発見される経緯を知った後にエレベーターで3階へ。そこから展示の順に従って1階まで降りてきました。
日本がまだ弥生時代の時に、はるかエジプトでは、ピラミッドをはじめとする黄金の文明があり、ツタンカーメンの黄金マスクをはじめとする発掘がされて100年にあたります。
展示品は本物に限りなく近づけて制作された「スーパーレプリカ」で実物大のもので、金の棺は圧巻でした。
ちょうど春休みで親子連れも多かったです。若い人には当たり前ですが、シニアはキャッシュレスに慣れておらず、あらためて「ナナコ」や「スイカ」のカードにお金を入れておこうと思った次第です。
エジプトにはなかなか行けないけれど、存分にエジプトを楽しめました。(五香のすずめ)

田中光枝さん(上本郷)
「ありがとう」は声に出して
言葉には力がある。思っているのと口にするのでは全然違う。
喫茶店で、コーヒーを飲みたいと強く心で思っていても、一言「紅茶をください」と言えば、目の前に出てくるのは紅茶である。
いくら心の中で感謝していても、口で言わないと伝わらないこと
の方が多い。だから、わたしは「ありがとう」は声に出して言うようにしている。美味しい料理を作ってくれて、ありがとう。優しく接してくれて、ありがとう。
感謝をすると幸福感が高まり、ストレスが軽減され、人間関係が良好になり、さらには心身の健康も向上するといわれている。
昔は「ありがとう」を言ってもらえるのが嬉しかったが、今は自分が感謝する方がより幸せを感じる気がする。
実際、感謝の言葉は、受ける人よりも、伝える側の方に大きな効果があるとする研究結果があるそうだ。
感謝することは、ありふれた日常にもたくさんある。
3食ご飯が食べられることに、ふかふかの布団で寝れることに、
欲しいものが買えたことに、洗濯物がスッキリ乾いたことに、心地よい風を感じられることに、美しい月が見れたことに、便利な電化製品があることに、自由に動ける自分の身体に、平和な日本で暮らせることに、感謝。(テイカカズラ)
二人三脚でいつまでも元気に!
無事金婚式を迎えることとなりました。夫婦ふたりともに健康で来られたことを感謝しています。
当時、結婚式のお金がなく、勤務していた工場の敷地内の特設会場にて三三九度を挙げたことが昨日のように思い出します。
夫婦ふたりともにいつまでも体に気をつけて頑張っていければと思います。健康が何よりの宝と思い、大切にこの宝物をお互い大事にして日々健康で過ごしていければと思います。
ふたりともに高齢者ですが、幸齢者に気持ちを切り替えてダイヤモンド婚式目指して、団塊世代の私たちですが人生百年時代、二人三脚でいつまでも元気で過ごしていければと思います。(胡録台・金婚式)
花粉症に悩まされること45年…
5月17日の朝刊に花粉が収まったようだ、との報道があり、ホッと胸をなでおろしている。しかし、杉とヒノキに囲まれて暮らしている私は、まだその飛散の終息を実感できないでいる。
自宅北東側に隣接する幅数メートル、奥行数十メートルくらいの傾斜地には、桜、こぶし、ガクアジサイなどの低木からヒノキ、ヒマラヤ杉などの高木常緑樹がうっそうと茂り視界を覆う。自分の意志で自由にせん定できない不自由さとともに、この病状に悩まされること45年、もはや身体の一部となってしまった花粉症。
前号の投稿で、春を謳歌する美しいことばの数々に、名実ともに目から鱗が落ちる境地を実感した。春をこのように愛でたことは発症してから一度もなかった。
芽吹きの季節であるはずなのに、その息吹と闘っている自分がいる。発想の転換をしなければ、といつも自分の中にくすぶってはいたが…。
人類の歴史に比べれば、みゃくみゃくと受け継がれてきた自然界の営みの方がはるかに長いわけで、そこに敬意の念があっても良い。花粉の少ない樹木のせん定も検討されているようだ。ヒマラヤ杉は300~600年くらいの寿命があるという。
目くじらを立てることは止めよう。4か月ほどの暗く、長いトンネルを抜ければ、私にも春は確実に巡ってくる。(仲井町 A・T 79)
ジョギングができるように
ジョギングを趣味にして約15年になります。
毎年、早朝の人気のないさくら通りで、桜並木のトンネルを眺め、春の訪れを実感しながら走るのを一番の楽しみにしています。
ところが、今年の3月初旬に帯状疱疹になり、発症した場所も太ももで、足の痛みが癒えない中、お医者様からもドクターストップもあり、残念ながら今年は願いが叶いませんでした。
心身ともに疲れがたまった結果でしたが、還暦間近になると、若いころと違って無理が利かないことを思い知らされた出来事でした。
これからは、無理をせず、自分の体調と向き合いながら、毎年、ジョギングができるように過ごしていきたいと考えています。(YN)
「春」っていつからですか
「春っていつからですか?」、「夏っていつからですか?」と問われても、皆さん正しく説明できますか。
例えばその「春」ですが、気象庁は3月から春と言っているようですし、ラジオやテレビや役所の年度では4
月からのようです。
一方、旧暦の春は立春(2月4日頃)から立夏の前日(5月)までと言います。
現在の新暦においてはこのように、「新暦」と「二十四節気(古代中国の文化の移行)を示す旧暦」を「融合」させて実践しています。
その上に旧暦の「和風月名」が重なって来ると、またまたわかりにくくなってきます。
3月は弥生(やよい)、4月は卯月(うづき)、5月は皐月(さつき)、6月は水無月(みなづき)と言いますね。ともあれ、新暦と旧暦が重なると、とても複雑ですが、知識を広めて整理して、すっきりしたいものですね。
なお、和風月名は旧暦の季節や行事に合わせたものです。現在の暦でも使用されることがありますが、現在の季節感とは1~2か月ほどのずれが生じています。
(暦は一番 81)
横断する人にもお願いです
前号の投稿「自動車は止まってくれない」を拝読し、何かモヤモヤした気持ちになりました。
昨年、私は車を運転していて事故を起こしました。信号のない丁字路を右折しようとしいったん停車。徐行しながら発車した時、4・5歳の男児が飛び出して、それを追ってきた母親と接触してしまいました。
人一倍心配性の私です。渡ろうとする人がいれば、よく確認したはずです。
子どもが転んで泣き出していましたので、すぐに車を降りました。子どもにも母親にも怪我はなかったようで、傍らにいた人が呼んでくれた救急車には子どもが乗ることを嫌がり戻ってもらいました。
保険会社に連絡し、手続きを依頼しました。後に会社からの説明では、事故のショックで子どもと母親はともに精神的に不安定となり、何度かの病院通院があったとのことでした。
その後、警察による二度の現場検証、二度の警察署への出頭、最後に検察庁で略式命令の罰金刑になりました。その間は、本当に気持ちふさぐ日々でした。
私は免許のゴールドを無くし、免許センターで丸一日の講習を受け、罰金20万円でした。免許の取り消しはなかったので今まで通り運転は続けていますが、信号のない交差点等では必要以上に横断者の確認に努めています。
後ろの車に「早く行け」とブーブー鳴らされること度々です。
たしかに運転する身として最善の注意を払うことは当然です。ただ、横断する人にもお願いです。信号のない場所での横断では、手を上げること。幼い子ども連れの時はお子さんと手をつないでください。
以来、事故を起こさない、事故に会わないをいつも心がけています。(是々非々子)