2月9日 アメリカピザの日

アメリカで今日2月9日はピザの日(National Pizza Day)なんだそうです。スポーツ観戦時や映画で何かというと彼らがピザを食べているシーンを見かけますがそんなアメリカ食文化の代表みたいなピザが入ってきたのは戦後だそうで、その後80年代頃でしょうか確か「シェーキーズ」というピザが上陸してきたように記憶しています。当時お好み焼きとはちょっと違うアメリカンテイストを恰好つけて食べたように覚えています。今では多くの宅配ピザが出来ましたしイタリアンと称する店にはまずピザを揃えているようになりました。そんな由来からなのでしょうか「台」が厚めで色んな具材が乗った米風のピザが主流のように感じますが私は薄めの台にチーズを乗せ石窯で焼いたいわゆるピッツアの方が好きです。少し焦げ目がついた生地にモッツァレラなど味の濃いチーズとバジルが乗っているのが好みです。何よりアメリカのはお腹にもたれそうです。

 

 

2月8日 鹿児島紅梅

昨日は随分暖かかったのですがそのせいでしょうか我が家の鹿児島紅梅のつぼみが一挙に大きくなり四つ、五つ咲いているのを見つけました。まだ数は少ないのですが青空に真紅が映えとてもきれいでした。鹿児島紅梅は八重の紅梅で花の大きさはやや小ぶりでおしべがとても目立ちます。白梅ほどは香らないのですが私はこの少し控えめな上品な匂いが気に入っています。源氏物語「紅梅」の巻に色は紅梅の方がはなやかでいいが香りは白梅の方が勝っているというくだりがあるようですが家庭用製品で有名な花王が実際に分析したところ確かに白梅の方が香気量が多いそうです。白梅の甘く涼やかな香りは間違いなく高貴で何ともいえぬ風情がありますが私は鹿児島紅梅の楚々と密やかに香るのがとても色っぽく好きです。来週あたりは満開になりそうですが藤のように匂いが強すぎて圧倒されるということはないこの花の香りに鼻孔をくすぐられながらの帰宅を暫く楽しめそうです。

 

2月5日 誤変換

時々話題にする日経夕刊「あすへの話題」でアルフィーの高見沢俊彦氏が面白いことを書いていました。彼は楽屋、移動の新幹線、車の中で小説や歌詞を書くとき特定のオフィスを持たないのでPCを使っているが非常に便利なツールである、ただ長年PCを使ってきたのでいつの間にか読めるのに書けない漢字が増えており先日スマホのアプリで漢字書き方検定を試したら散々だったという内容ですがまったく同感です。私はそのような検定をしたことはありませんが間違いなく書けない漢字が増えています。さらに電話番号も覚えなくなりました。最近では人の顔まで忘れてしまいます、おっとこれはただのボケですな。先日も毎日社長あてに提出している日報で五時を指摘されました。商談をした相手が上司に相談するといったのを上肢と変換しそのまま出してしまったところ普段は細かいところまでは読んでなさそうなのにしっかり赤線が引いていました。お恥ずかしい限り。

2月4日 とんでも発言

昨日東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森氏がまた飛んでもない発言をして物議を醸しています。内容は「女子は競争意識が強い。誰かが発言すると負けじとみんな発言するので時間がかかる」というものです。この方は以前からその低級な発言で知られているのですが今回のは相当に異常です。一つは「民主主義は時間がかかるのだ」ということが分かっていないのか否定したいのかもう一つは「女性が出席する会議は」と大変偏見に満ちた発言であることです。そもそも民主主義を標榜する政党のかつては代表だった方が意見を出し合う場で意見を言うのがけしからんとのですから恐れ入ります。さらに世の中男女が半々づつで成り立っているのに女性をある種の偏見で決めつけ締め出そうという愚かさ。多分自分が正しいと信じる主張を予め持っておりそれがすんなり通らないと気分を害する人なのでしょう。聞く耳持たずというのですね。マッチョは日本にもいました。

2月3日 立春

昨日が節分ということで今日は立春。手紙の挨拶では「暦の上ではようやく春になりましたが寒さはまだまだ続きます云々」というのでしょうね。もっとも最近こういう手紙を書く機会もなくなりましたが。私たちは毎朝「職場の教養」という倫理雑誌を輪読していますが今朝のテーマは予定通り「立春」で「袖ひちて むすびし水の こほれるを 春立つけふの 風やとくらむ」という紀貫之の歌を紹介していました。凍っていた水を立春の今日の風が吹き溶かしているのだろうかと解説していました。夏、冬、春を一つの歌に挿れていることでも有名らしいのですが、和歌が上手くなければ社会的地位も職業も得られず女性にも持てなかった時代の「強力武器」であったことを思えば当時の代表歌人貫之にはそう難しい技でもなかったのかもしれませんね。いずれにしても昔から伝わる年間行事はこの日から起算しており「夏も近づく八十八夜」は計算してみると五月の頭になります。

 

2月2日 節分

2月2日が節分の日になるのは124年ぶりなんだとか。地球の公転時間が365日丁度ではないので24節気、立春の前日と決まっている節分もいつもより1日早いというわけですね。我家では子供達が出て行ってからもずっと豆まきをしています。小さな声で「鬼は外、福は内」といいながら窓からガラス戸から豆をまき室内は後で探すのが面倒なのでパラパラとまきます。今はやりの「恵方巻」の習慣は夫婦ともないのでしません。ところで昨日の日経夕刊「あすへの話題」掲載、伊藤忠を日本一の商社にしたCEO岡藤正弘氏に感心しました。節分の時兄弟で豆の取りっこで負けると悔しいという話から「努力は必ず報われる」ことはない。失敗を受け入れそこから困難に打ち勝つチャレンジ精神が必要だ、難題への挑戦が人を成長させる。古今東西変わらぬ心理だろうと結ぶ。さすが鬼とも評される岡藤氏、豆まきから凄い話にもっていくもんだなと妙な所に感心した次第です。

2月1日 緊急事態宣言

先の週末県内に不要不急ではないお出かけをしました。そんなに遅くなる予定ではなかったのですがなにやかで結局家に帰ったのが7時半過ぎ。晩御飯の用意はしていないのでどこか近所で食事をと出かけましたが、これが甘かったのです。どこの店も8時近くなるともう閉店の準備、ラストオーダーも7時半とのこと。しょうがないのでお弁当屋さんに行きました。少々時間がかかりますとは言われましたが待っている人は2,3人で比較的早く弁当を受け取れました。ところが受注分の置き場所には大きな袋がたくさん並んでいます。遅くなるのが分かっている人達は電話注文をしておき取りに行くのですね。この店は大繁盛の様子。それにひかえ8時で閉めてしまう店は本当にかわいそうです。緊急事態宣言は一月延長されるようですが飲食店は堪え切れるのでしょうか。コロナの早い収束のためにはしょうがないとは分かりつつ何とか犠牲者が出ないことを祈るばかりです。