6月30日 道間違い 

昨日の夕方お客さんのところに集金に行ったのですがいつも通る道を見逃してしまいました。大通りを行くと五香交差点から六実方向はとても込むのでいつも裏道を行くのですが目印にしている建物が改修工事のため全体に覆いがかかっており気づかず通り過ぎてしまいました。多分年のせいではないと思います(?)少し走って間違えたことが分かったのですがユーターンする適当な場所がなくそのまま走りました。運転するときはいつもいつも緊張しているわけではなくざっくり目印の建物などを見ながら目的地まで行くという感じなので大きなポイントがないとこうなるのですね。さらにこの建物が出来上がり様子が変わるとしばらくは要注意です。結局渋滞に巻き込まれ約束の時間に大遅刻。平謝りした次第です。行きは一時間ほどかかったのに帰りはほんの20分程度。大失敗でした。

 

6月29日 タテガミ&赤サバ

先日自粛も解けたので都内に娘と食事に出かけました。久しぶりの会食ということで珍しいもの所望していたら出ました。和食の店でこじんまりとしたどちらかというと「飲んべ」向きかなという店です。いろいろご紹介したいメニューがありましたがやはり馬のタテガミです。色んな部位の刺身がでたのですがこれはちょうどタテガミ辺りの肉で真っ白な脂肪です。臭みはなく品のいい脂身で口に入れるとほのかな香りと柔らかな触感で初体験でした。熊本産ということでしたが輸入物は少し黄みがかっているんだとか。もう一つは長崎・佐世保の「赤サバ」これも初めて食しました。本当に真っ赤な赤身の上に1mmほどの油がうっすらと張っています。口に入れると少しの弾力と赤身独特の粘りさらに皮の下にある真っ白い脂身のペナペナ感(小泉武夫先生風に)が何とも言えぬ触感です。同じ九州の「関サバ」はプリプリ感が売り物ですがそれとはまるで違います。大満足。

6月26日 梅雨寒

本当にこのところの天気は油断も隙もありません。前日の天気予報で曇りのち晴れなんというのを信じて手ぶらで出かけると帰りはずぶ濡れまた26,7度まで上がりますというので半そでで出かけるとえらい目にあいます。梅雨なんですからなんでもありですね。今日は随分気温が上がったのでしょうが昨日までは結構冷えこみました。「梅雨寒」ですね。久保田万太郎に「うとましや声高妻も梅雨寒も」というのがあります。これは万太郎独特の奥様への愛情の表現なのかもしれません。色っぽいところでは「梅雨寒や句屏風をたて香をたき:武原はん女」などというのもあります。我が家には句屏風はありませんしそれを立てる部屋もありません。精々老臭がだよっているのが関の山といったところでしょうか。はん女がいうと一層粋になります。昔の人はこんな梅雨寒も笑い飛ばしたりしゃれのめしたりと余裕があったのでしょうかそれともやせ我慢だったのでしょうか。

6月25日 父の日の贈り物

この題名は今日の日経夕刊の「プロムナード」から拝借、といっても本職のは「母は欲しいもののリストをすぐに挙げ、送ったものが自分で買わないちょっといいものに気づくが父親「何もいらない」と一番困る返事をする。気難しい父だった。それが孫が生まれたときに一番支えてくれたのは父親であの厳しかった父とは別人みたいだ。彼が何故変わったか謎だ」という結構な読物だが私のは至って平明な話です。息子はどこだか専門店の紅茶と奥さん手作りのデザート、娘はこれもまたしゃれた店のコーヒー豆とピーナツバター。息子は大体私のシェイプアップ作戦の小道具が多いのですが今年は少し気取ったのかも。娘は私のことをよく観察しているのか日常的に使うもので自分では見つけられない凝った商品。そして食べたら感想を聞かせてくれとのコメント付き。着るものなどには好みがあることを彼らは分かっており、日常品でおしゃれなものを送ってくれた慧眼には感服。

 

 

6月24日 沖縄慰霊の日「平和の詩」

「懐中電灯を消してください」/一つ、また一つ光が消えていく/真っ暗になったその場所は/まだ昼間だというのに/あまりにも暗い/少し湿った空気を感じながら/私はあの時を想像する あなたがまだ一人で歩けなかったあの時/あなたの兄は人を殺すことを習った/あなたの姉は学校へ行けなくなった あなたが走れるようになったあの時/あなたが駆け回るはずだった野原は/真っ赤っか 友だちなんて誰もいない あなたが青春を奪われたあの時/あなたはもうボロボロ/家族もいない 食べ物もない/ただ真っ暗なこの壕(ごう)の中で/あなたの見た光は、幻となって消えた。「はい、ではつけていいですよ」/一つ、また一つ光が増えていく/照らされたその場所は/もう真っ暗ではないというのに/あまりにも暗い/体中にじんわりとかく汗を感じながら/私はあの時を想像する あなたが声を上げて泣かなかったあの時/あなたの母はあなたを殺さずに済んだ/あなたは生き延びた あなたが少女に白旗を持たせたあの時/彼女は真っ直(す)ぐに旗を揚げた/少女は助かった ありがとう あなたがあの時/あの人を助けてくれたおかげで/私は今 ここにいる あなたがあの時/前を見続けてくれたおかげで/この島は今 ここにある あなたがあの時/勇気を振り絞って語ってくれたおかげで/私たちは 知った/永遠に解かれることのない戦争の呪いを/決して失われてはいけない平和の尊さを ありがとう 「頭、気をつけてね」/外の光が私を包む/真っ暗闇のあの中で/あなたが見つめた希望の光/私は消さない 消させない/梅雨晴れの午後の光を感じながら/私は平和な世界を創造する あなたがあの時/私を見つめたまっすぐな視線/未来に向けた穏やかな横顔を/私は忘れない/平和を求める仲間として  (首里高校 高良朱香音)

6月23日 国分川の水難事故

今日営業の帰り久しぶりに国分川の裏道を通って帰っていたら橋の中ほどの欄干に花が飾っていました。そうですもう6,7年前になります。ちょうど今時分でしたでしょうか雨が激しく降っている日でした。お母さんが買い物に行っている間に外にでて欄干に上って遊んでいた小学1年の子が川に転落しました。普段は本当にどぶのようなほとんど水も流れていない川ですが当日は背の高さほどあったようです。行方不明になってから3日後そこから1キロ程離れた花が飾ってある橋の下あたりの川底で男の子は発見されました。事故から数年は本当にいつも花が飾ってありましたが7回忌になるのでしょうかまたきれいな花が活けてありました。小学校1年でしたからぼちぼち中学生になるころです。友達の姿を見る度にこの子のことを思い出すのでしょう。親御さんの無念と後悔の気持ちがこちらにも伝ってきます。今日は車の上から手を合わせ成仏して下さいと祈りました。

 

6月22日 プロ野球開幕

コロナの影響で開幕が延期されていたプロ野球がようやく先週の金曜日から始まりました。しばらくは無観客だとのこと。これは結構やりづらいでしょうね。ホームランを打っても響くのはボールが観客席にぶつかって出る音だけ。一打逆転という格好の場面でヒッを打っても大喜びするあるいは悲しんでいるファンはいないのですから。またある程度デキレースだとも聞く乱闘劇は締まらなくなりそうですね。今朝の新聞にベンチの上辺りにある放送席の声が丸聞こえで試合をしている選手達からは見えないはずの情報がわかってしまうのは具合が悪いと審判に抗議があったと報じられていましたがこれも面白い話です。プロのスポーツは観客抜きでは成り立たたず、プロ野球も選手と観客とが一体となって球場が盛り上がっていくのでしょうからしばらくは興奮も今一といったところなのでしょう。無観客試合もそんなに長くはないようですのでいましばらくの辛抱ですね。

6月19日 アガパンサス

今日も雨の中を営業に出かけたのですが、車に乗っていると時々よそ様の庭に咲く花が気になります。今日はアガパンサスが4,5本咲いているのを発見しました。私が最初にこの花を見たのは千葉公園に大賀ハスを見に行った帰りのことです。なにしろずいぶん変わった花で1m近くに伸びたまっすぐな茎の頭に小さなユリのような花が放射状についています。大概紫か白です。花の付き方も結構ユニークですがとにかく葉が全くありません。ヒガンバナと同じ分類のようで先に葉がしっかり茂りそれを全部落としてから茎の頭部分に花くところはヒガンバナと同じです。すくっと立ち上がる優雅な姿勢と落ち着いた花の色からなのでしょうか西洋では「愛の花」とされているんだとか。栽培に手がかからなく病害にも強い花とのことで最近公園や植栽あるいは家の玄関口などにも植わっているのを見かけます。梅雨の時期にしっとりした風情がありますので是非お楽しみください。

6月18日 博多弁

先日テレビをみていたらタモリが釧路湿原でロケ中に足がズブズブと土に埋もれたとき「イボル」といったのですがこれに家の奥様が反応しました。「イボル」とは博多弁で足が何かに埋もれてしまうことをいうのだとか。そうなんです。タモリと同様彼女も博多っ子なんですね。博多を出てからもう数十年になりますが今でも時々博多弁がでたり「この言葉は標準語ではなんというのか?あるいはイントネーションは?」などと聞くことがあります。私も北九州生まれなので標準語に習熟しているわけではありませんが偉そうに教えています。今でもギャグに使われている「とっとーと」「すーすーす」などは時々耳にしますし時に「立ち爪する」などの言葉が千葉生まれ千葉育ちの娘にもうつっていて「どこの生まれ」と聞かれることがあるそうです。特にイントネーションはなかなか直らないようです。そういえばこの「直す」も博多弁では物を片付けるという意味があるのですよ。

6月17日 代車

会社では軽貨物に乗っているのですが一か月くらい前に自損事故を起こし今日代車が来ました。事故そのものは駐車場で傾斜している屋根に気づかずバックして後上部が少しへこんだもので自分の車ならこのまま走るかなといったところですがリース車なので原状回復ということでの修理です。ところで今回の代車は軽ワゴン。ナビは付いているしスタートはボタンだしクーラーも効くし非常に結構なものです。知らないお客さんのところに行くとき今までは予めググリ印刷して出かけていたのですが時にわからない時もあり自分のスマホで誘導してもらったこともありますがこれだと大丈夫です。結構いろんな車に乗っているので不慣れさによる不安感はほとんどなくむしろ色んな機器の役目になるほどと思ったり暗くなると勝手に灯りがついたりと今までの車との違いを楽しんでいます。ワゴンで荷物があまり詰めないので来週は段取りを考える必要がありそうです。