「松戸のかるた」復刻
一般社団法人松戸市観光協会が「松戸のかるた」の復刻版の販売をしている。
復刻元である「松戸のかるた」は、平成5年(1993)、松戸市制施行50周年を記念して作られたもの。松戸市内のかるた愛好者により発足した「松戸かるた協会」により作成されたもので、読み札と絵札各48枚の内容は当時松戸市内に48校あった小学校が分担し、松戸市内の名所旧跡や名物などを元に児童が皆で考案した。
松戸市観光協会では、令和5年(2023)に市制施行80周年を迎え、さらに令和6年(2024)には人口50万人到達の節目を迎えたことを機に、これまで市民に親しまれ入手希望も多かった「松戸のかるた」の復刻版を製作することになったという。
初版発行からすでに30年を経て読み札の内容には変化もあったが、今もなお、実用品として愛好されているこの「松戸のかるた」自体のレガシーとしての価値を尊重し、作品の内容には手を加えず、当時から変化した内容はホームページへ解説を掲載することとして、復刻版の発行に至ったという。
外装は「松戸市制施行50周年 松戸のかるた」という初版当時の文言は、当時の歴史を残すものとして変更をせず、「(復刻版)」と加えている。
価格は1500円(税込)で、松戸観光案内所(本町7-3。午前9時30分~午後5時30分。月曜日定休。月曜日が祝日の場合は翌日火曜日休業)と、戸定売店(松戸714-1。戸定が丘歴史公園駐車場内。土曜日、日曜日、祝日の午前10時~午後4時。雨天時、平日、12月、1月、7月~9月は休業)で販売している。