松戸市民劇団のアトリエ「劇舎」が30周年

右から古い劇団員の長谷川さん夫妻、創設者の石上さん、大家さん。劇団員はハロウイーンの仮装をしている

 松戸市民劇団のアトリエ「劇舎(しばいや)」が30周年を迎え、3日に設立当時を知る人たちが集まり、記念の会が開かれた。
 昭和54年(1979)に市社会教育課と協力して開いた演劇講座がきっかけで生まれた松戸市民劇団。市民センターなどを転々としながら稽古していたが、10年後、八柱駅前のマンションの一室に「劇舎」を設けた。時間を気にせず芝居に没頭できる空間を得たことで、市民劇団の活動は飛躍的に広がっていった。
 「劇舎」で行うアトリエ公演は観客との距離も近く、小劇場独特のアットホームな雰囲気に包まれる。同劇団は来年40周年を迎える。

【戸田 照朗】

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