本郷谷前市長退庁式

 5月30日に本郷谷健次前市長の退庁式が行われた。
 本郷谷前市長は市民と職員を前に、「本当に長い間、ありがとうございました。4期15年、いろんなことがありました。楽しいこと、嬉しいこと、悔しいことも、辛いことも、たくさんありました。健康上の理由から市長を辞任することになりましたけれども、この15年間を振り返って、何の悔いもないと思っています。私を応援してくれたたくさんの人のお陰で、市長という大変重要な仕事につけさせていただいて、職員の方をはじめ多くの方と一緒になって、まちづくりを、そしてたくさんの仕事をさせていただきました。コロナなどたくさんのことがありましたが、子育てしやすい街で、全国で1位をいただいた、常にトップレベルの評価をいただき、大変うれしかった。松戸市の人口が50万人になったということも、松戸市の総合力の結果だと思います。この2つは私にとっても大きな勲章かなぁ、と思っています。私が市長を辞めるという報道があってから、多くの方に声をかけていただきました。自分のことのように健康を気遣っていただいたこと、本当にありがたく思っています。松戸市が良くなってきた、素晴らしいまちになってきたことについても、お礼の言葉、ねぎらいの言葉もいただきました。松戸市がすばらしいまちになってきたと、自分自身も思っていますし、まだまだこれからすばらしいまちになっていく、と思っています。ぜひ職員のみなさん、市民のみなさんを含めて、松戸市を支えていっていただければ。職員のみなさんに最後のお願いとして、新しいことにチャレンジしていくということを忘れないでほしい。今、社会は大きく動いています。その中で基礎自治体として市民と向き合う我々にとって重要な仕事は、新しい仕事、新しいまちづくり、新しい人に対する政策を作り出していくことだと思います。すばらしい政策であれば、国は必ずついてくる。こんな風に思って、自信を持って、推進していただきたいと思っています。今まで応援してくれたり、一緒になって仕事をしていただいたみなさまには、ぜひこれからも松戸市を支えていただきたいと思いますし、お礼の言葉以外ありません。ありがとうございました。みなさんと一緒にすばらしいまちづくりができたことは、一生忘れることはありません。私自身も健康に留意して生活していきたいと思いますし、職員の皆様方も健康には気を付けていただければ。長いこと、ありがとうございました」とあいさつした。

市民、職員に送られ退庁する本郷谷健次前市長

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