わたしのページ 2018年6月24日

みかんさんの作品

「我が街松戸市」の実現を
 新市長も決まりましたが、松戸市の抱えている、いろいろな問題解決に頑張っていただきたいと期待しています。
 選挙の時のスローガン(公約)を必ず実現していただきたいと、全市民のみなさまが希望されていると思います。
 人口も千葉県でもかなり上位の市となり、益々の行政の改革、しいては街の活性化、高齢者問題、託児所完備の問題、他にもいろいろありますが、一つひとつ丁寧に実現されるように期待しています。
 日本一の住んでよかったと全市民が思う「我が街松戸市」の実現を希望しています。
 (胡録台・大谷敏博68)

 

松戸市長選挙に投票できた喜び
 4人が立候補した松戸市長選挙は6月10日に行われた。長い闘病生活で外出できず、棄権も止むを得ないと思っていた。
 現在入所している市立老人介護施設で6月初旬、介護士がまわってきて「この施設で不在者投票ができますが、選挙をしますか」とたずねてきた。そして、住所・氏名などを申告して、6月7日に不在者投票を行った。
 諦めかけていた市長選挙ができることは、わたしにとっては大きな喜びであった。市立の施設だから可能だったのかわからないが、入所している介護老人約50人にとっては朗報だったはずだ。
 入所しているすべての人が松戸市民でないかも知れないが、こうした施設で不在者投票ができるとしたら、一般病院などでもこうした配慮があるのかないのかわからないが、実施できるとしたら、民主主義の生きた姿であると感じとった。
(高塚新田・松毬)

開かないペットボトルのフタ…
 ペットボトルが出来て二十数年になる。便利なものが出来たと思いながら、昔人間のわたしはいまだに水筒を使う方が多い。
 荷物になるときはペットボトルを購入するときもある。七十二~三歳の頃、電車の中で一口と思いキャップを開けようとしたが、開かない。何度か挑戦して諦めて、隣の座席の女子高校生にお願いすると、一ひねりで簡単に開けてくれた。あまりにも簡単に空いたので驚いたり、自分がこんなに、力がなくなったのかと情けなくなった。この間までは開けられたのに、と老化を実感。
 しかし、いつも誰かが傍にいるとは限らないので、自分で開ける練習をする。コツがあるのではと挑戦してみるが、開く開かないは五分五分。老人は水筒を持てという事なのか。少々ひがみ根性がでる。
 そういえば、わたしが六十代の頃、お隣の八十代の女性が缶詰の蓋を開けられないので、開けてほしいと言ってきたのを思い出す。今は缶詰の蓋はいろいろなものがあり、老いても開けられるようになった。ペットボトルの蓋もそういう工夫をして欲しいものだ。そうすれば老いても気楽にペットボトルを利用できるだろう。
(常盤平・後期高齢者)

ホタル鑑賞会で幸せな気持ちに
 5月30日から6月1日までの3日間、21世紀の森と広場でホタル観賞会が開催されました。
 初日はあいにくの大雨で、行くのを断念。2日目も雨が降りそうだったので、良い天気に恵まれた3日目に参加しました。同じように考えた方が沢山いたようで、最終日はすごい数の人。あまりの多さに入場制限がかけられ、何回かに分けて入場していました。初日大雨にもかかわらず、3日間で約6000人も集まったそうです。
清流(湧水)がある21世紀の森と広場が、ホタルが生息できる自然環境であることをアピールするとともに、末永い清流の保全を願って始まったイベントも、今年で26回目。
 園内で自然発生しているホタルに加え、NPO法人松戸ホタルの古里の方々が育ててきたゲンジボタルを、3日間で約1000匹も放虫。暗闇の中、やさしい光を放ちながら、ゆらゆら舞うホタル。そんな幻想的な姿を見ることができ、とても幸せな気持ちになりました。
 こちらの公園は、ホタル鑑賞をするのにとても適しています。とてもホタルが見やすい自然環境で、多少の雨が降っても、木々が雨をよけてくれます。
 ホタルは晴れて乾燥している日よりも、雨が上がった後やどんよりとした湿度の高い日の方が、たくさん見ることが出来るのです。
また、こちらの鑑賞会では、ホタルを手に取って観察してもよいので、よりホタルを身近に感じることができます。
 小さな子からご年配の方まで、みんな楽しみにしているホタル観賞会。これからも、この素晴らしいイベントが続くように、ホタルが生息できる、美しい自然を守ることを、みんなで考えていくことが大切なんだと思いました。
 LEDの街灯の光が、ホタルの生態系に悪影響を及ぼしているという話を聞き、心が痛みました。明るすぎる街灯は、防犯にはよいのでしょうが、ホタルをはじめ生きとし生けるものにとって、あまり良くないのかもしれないと思いました。
 ホタルを飼育して開催してくれた主催、共催、協力団体、ボランティアの方々、本当にありがとうございました。おかげさまで、とても素敵な一夜を過ごすことができました。
(稔台・座頭虫)

ご存知ですかてのひら文庫
 「てのひら文庫」ってご存知でしょうか。その名の如く、小学生のちっちゃな手にも乗る小冊子で、どこでも気軽に読めて、読書を習慣づける国語教材です。
 孫の本箱の小冊子を見つけ、家内が何冊かを読み、わたしに「大人でも面白いよ」と薦めてきたのです。
 わたしが感銘を受けたのは、「トレモスの仕立て屋」(作・小倉明)でした。物語は、20人の仕立て上手が、作品展に出品します。彼らはファッション界をリードする、最高の名誉である「最後の一人」に選ばれようと、一年間全力を尽くしました。開催する先生には、優秀な愛弟子が二人いて、親友のその二人も出品しました。それぞれ異なる修業時代を過ごした、先生と生徒二人。三人の間にはいつしか目に見えない摩擦が生じ、物語は意外な方向に展開します。
 終幕には悲しくも三人が、共に不可解な事件に巻き込まれてしまいます。犯人捜しではなく、「君ならどう思いますか」と、「問いかけ」でお終いになります。大人でさえも理解も返答にも苦しみそうな難問。孫との国語授業は、真剣勝負となりました。
 他にも「ある夜の物語」(作・星新一)や、「車いすの犬『花子』」(作・坂井ひろ子)も、味わい深い作品でした。
 家族でワイワイ語りあえる学習本「てのひら文庫」。皆さん、お子さんの本箱に眠っていませんか。
(読書一番 74)

相手のこころが見える手紙
 わたしは手紙を書くことが好きです。書き終えて封書に切手を貼るときが、一番こころが和みます。「切手は手紙の顔」と、どこかで読みました。それであらかじめ買い置いたオシャレな切手を使います。
 いま文通をしている友人が5人ほどいます。まめにする人や、思い出したときに送る人もいます。それに、有り難いことに、どなたも必ず返信して下さるので、便りを待つ楽しみは格別です。相手は全員女性で、昔は相当の美女だった人ばかりです。職場で苦楽を共にした人もいれば、趣味の会で知り合って長いお付き合いが続いている人もいます。みなさん、家事をする傍ら、趣味を楽しんで穏やかな日々を過ごしています。
 それぞれの人が年を重ねて後期高齢者の仲間入りをしました。でも、その中のひとりの友が気がかりです。
 本人が「元気が取柄」と言う活動的な人です。俳句が生きがいで吟行に必ず出向き、「自然」を句に、風景や草木などを詠んでいました。ところが、1、2年ほど前から難病のパーキンソン病の症状が現れてきて、意欲はありながらも好きだった吟行も控え目になりました。
 今は自宅で闘病生活をしています。それでも俳句は諦めず、これからも続けていくそうです。住まいは遠距離なので訪問はかないません。お互いに文通で近況報告をしています。たまに電話で声を聞きあっているのですが、それも大事で、特に手紙には心が見えるのです。後から読み返すこともあって、固い友情で結ばれています。
 友の、好きな俳句に向き合う強い姿勢に、病気の方で後ずさりしてくれるのではと、その様に思えるのです。
 そろそろ手紙を書く頃です。きっと大丈夫と思います。友が再び俳句の句集を作ってくれますことを期待しています。近い日でありますように…。
(小金原・小倉芳子)

被害者・加害者双方、痛ましい
 日大アメフト部の事件は被害者・加害者側の双方共、有望な人材が潰され、本当に痛ましい。日大側の対応には背すじが寒くなった。
 大学の研究室にもアカハラ(アカデミックハラスメント)・パワハラが横行している。山形大学では2015年工学部の学生が助教授からのアカハラで自殺。日大獣医科では2012年教授からのアカハラで院生が自殺。同じ研究室で4年間にもう一人、自殺者が出ている。「全国大学アカハラ」で検索すると、おそろしい数の件数と内容を目にする。
 大学というところは、権力を握った者が自在に学生を操るところではなく、学生を教育・指導し、世の中で役に立つ人材として卒業させていく機関だと思う。高い学費を払って潰されていくのは許しがたい。
 わが子も私大の理系研究室に所属し、睡眠時間が1時間をきる時があり、研究室の廊下で寝る時もある。先日、精神がおかしくなり、涙声で電話をしてきた。
 生きて卒業できれば良いと思う。
(ポンポン山)

患者に寄り添う日本一の病院に
 松戸市総合医療センターに行きました。はじめてだったこともあり、受付窓口から診察に至るまで大変苦労しました。もう少し簡略化出来ればと周りにいた方も同意見でした。
 あまりにも大きな建物のため、院内を移動するだけでも疲れました。案内表示、専門の館内説明者などをもう少し置いて対応出来ることを望みます。
 身体障害者に対しての対応は優れていると驚き勉強になりました。反面、患者数も多いためなかなか対応は難しいと思いますが、患者に寄り添った日本一の医療センターになることを祈っています。
 (胡録台・大谷相子65)

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