6月4日 営業担当者の雑記

会社の門扉の横に植えてあるナツツバキが2輪咲きました。あちこちで咲いているのを見かけていましたが、会社のは薄い緑の衣に覆われた直径1cmくらいの円い花芽の状態がしばらく続いており、いつになったら咲くのかなと思っていましたがようやく開花しました。5枚の白い花びらが重なり合い小ぶりの天目茶碗といった形で薄い花びらの端がやや縮れ中の黄色い花糸が透けて見えます。結構大きくなる樹のようですがまだ背丈も2m位。薄めの葉と白い花は清楚なお嬢様といった風情です。物の本によると日本から朝鮮半島にかけて自生していると書いていてあるので御釈迦様が入滅した時にあったという「沙羅送樹」とは違うのでしょうがでも何となくそのたたずまいには高貴なものを感じます。花に高貴も下品もないのですがそれでもその形、色、全体の景色は其々の花で違うものですね。