6月2日 営業担当者の雑記

会社のすぐそばにあるコンクリート工場の一角に無造作に植えられている枇杷の木に実が一杯なっています。木が結構大きいので遠くから4個、6個と鈴なりになった黄金色の実が厚ぼったい葉の間から見えます。手入れされているようでもないので実そのものはあまり大きくはありませんが熟れた実が道端に落ちて潰れているのをいるのを見ますと何とももったいないなアと思います。この枇杷昨今は大変に高価な果物になり立派な箱に入っていたり特に南房総の枇杷は皇室御用達とかで手が届かないものになっていますが私が育ったところでは近所の庭によく植わっておりこっそり失敬した記憶があります。大昔のことなので間違っているかもしれませんが今のように上品な甘さではなく少し「いがいが」していた記憶があります。結構珍しい果物が食卓に並ぶ我が家ですがもう何シーズンも枇杷にはお目にかかっていません。

6月1日 営業担当者の雑記

先週土曜日の夜大きな地震がありました。当日は仕事から帰ってきて晩飯までテレビを見ていました。最初は極々微妙な揺れでこれにはいつも揺れには敏感な奥方も気が付かなかったのですが間もなく大きな横揺れが始まりました。時間を計ってはいませんがは結構長く続いたように思います。幸い東北大震災後タンスにはつっかい棒をし開戸は簡単には開かないようにしていますので被害はありませんでした。震源地は小笠原の海底深くマグニチュードは8.1(31日に気象庁修正発表)との事で観測を始めて以来初めて全国47都道府県で震度1以上を記録したのだとか。千葉の震度は4。今回の地震では震源から遠く離れた場所でも高層ビルなどを大きく揺らす「長周期地震動」が関東を中心に観測されたようでいつぞやビルとビルがくっつきそうになる位に大揺れしているのをテレビで見ましたがちょっと怖いですね。

5月29日 営業担当者の雑記

朝刊に「忘れていても脳には記憶」というリードで面白い記事が載っていました。理化学研究所脳科学総合研究センターの利根川進センター長らの研究チームが発表したもので、ある部屋で怖い経験をしたマウスの脳の記憶痕跡を操作し思いださないようにした後その記憶細胞痕跡群に光を照射して人工的に活性化させると怖い記憶を思い出し別の部屋にいれてもすくんでしまったというもの。脳の各部分がどんな役割をしているのかの研究はこのところ急速に進んでいるようですがこの実験結果はアルツハイマー病の記憶喪失解明に役立つ可能性があるとのこと。二階に上がって何をしに来たのか思いだせない、人にあって挨拶したが誰だったのかどうしても思い出せないというのが日常茶飯事の私にとって嫌な記憶は思いださないでもいいのでいい記憶はいつでも思いだせるようになるといいです。

5月27日 営業担当者の雑記

家から最寄り駅に行く途中の線路端に、かつてはもっと広かったのでしょうが現役を引退した老夫婦が楽しみの為に残しているといった広さの畑があります。今朝持ち主らしい老夫婦が農作業をしているのを見かけました。この時期はキャベツが植えられており時期的にはもう収穫なのですが今年は外側の皮が多くあまり中の結球は大きくないようです。出荷するわけでもなさそうで立派なものだけを取り、残りはそのままにしてあります。モンシロチョウが飛びまわり、キャベツにはつきものの青虫なのでしょうか穴がポツポツと開いています。赤ちゃんはキャベツから生まれると言った話もこの畑ではちょっと縁遠い感じです。時期を変えねぎ、ニンジンなどあまり手のかからなそうな作物が植わっているのですがそれでも次世代には引き継がれないのでしょう。何となくこのいい加減な畑がなくなるのは寂しい感じがします。