わたしのページ(読者投稿)
2025年6月22日

名取悦子さんの作品
手作りお菓子のススメ
私は甘いものが好きなのだが、市販されている菓子類は少し甘すぎるものが多いと感じている。それで、お菓子を手作りをするようになった。
手作りのものは、余計なもの(添加物など)が入っていないので安心して食べられる。味を自分好みに調節できるし、材料をどのくらい使っているかを把握できるのがいい。特に砂糖の量は毎回、こんなに使うのかとびっくりする。なので、食べ過ぎを防ぐ効果もある。
ものにもよるが、市販品より安くできるものも多い。たしかに時間や手間はかかってしまうが、その分、美味しいような気がする。
お米の価格が高くなって、パンを食べる機会が増えた方も多いと思う。そこで、簡単に作れて、パンのお供にもなる二品を紹介したい。
まずは、あんこ。小豆を煮て、砂糖を入れるだけで簡単に作れる(小豆の袋の裏に作り方が書いてある)。ただ、かなりの時間(1~2時間)がかかるので、夕食を作る時など、何かと一緒に作ることをおすすめする。小豆がやわらかくなる前に砂糖を入れてしまうと、それ以上、小豆がやわらかくならないので注意されたし。
通常、砂糖の量は小豆と同量かそれ以上なのだが、わたしは小豆の半量で作っている。さすがに頻繁に作るの
は面倒なので、多めに作って小分けにしてラップで包み、冷凍保存している。自然解凍で美味しくいただける。
続いて、カスタードクリーム。これは家にあるもので、簡単に作れる。材料は、卵(卵黄)と牛乳と砂糖と薄力粉。作り方は、卵黄と砂糖と薄力粉を合わせたものに、温めた牛乳を少しずつ入れて混ぜ合わせ、鍋に移して、
木べらで絶えずかき混ぜる。さらり→とろり→もったりになったら出来上がり。もったりまで3~5分。
手作りならではの美味しさを味わえる。(紫陽花)
突然舞い込んできた山の贈与話
重ねた年齢、そして世の風潮に押されて、私も終活を考えねばと思った。
終活ノートを作成。そんな折、元の職場の先輩から、「山の贈与」の話が舞い込んだ。びっくり仰天である。
先輩によると、「山」は山梨県にあり、義理の父親から相続したとのこと。先輩も終活の過程で、息子にその話をしたところ、無下に断られてしまい、思案して私への贈与を思ったとのこと。
山については、アメリカから始まった山火事の騒ぎが、日本でも岩手県大船渡他でも広がり、私もそのことを念頭に、話自体は有り難くも荷が重いと思った。しかし、お世話になった先輩だし、わざわざ私を選んでくれたことなど迷ったが承諾する旨伝えた。
そして、息子が孫を連れて訪ねて来た。昼食を取りながら和気あいあいと談笑。私は何気なく「山の贈与」の話を出した。内心(ま、しょうがねえなぁ)位の反応でおさまると思っていたが、息子は烈火の如き猛反対。とんでもない言い争いの場になってしまった。
息子の剣幕に押され、私はその場を離れ、別の部屋から先輩に連絡。「山の贈与」の話をお断りした。先輩の落胆の様子が伺えた。ご厚意に応えられず深くお詫びをした。しかしその反面、息子が正しく判断し、親に意見するほど成長して、私の後を継ぐ、安心して任せられることを強く感じた。
私にとって大変勉強になった終活の一幕となった。(稔台・雑草愚人 68)
誰しもが喜んで住めるまちに!
松戸市長選挙も終わり、新しく松戸隆政市長になられました。ちなみに市長名がその市と同じ方は珍しく関東では埼玉県行田市の行田市長だけとのこと。
さておき、松戸市に住んでいる私たちが新しい市長さんに変わってよかったと思われる仕事を期待しています。市民の市民のための行政改革、そして誰しもが松戸市ってこんなに住みやすいところと喜んで住めるまちに作り上げていただきたいと切にお願いします。
これから公約を実行されることを期待しています。(胡録台・選挙)
香港カポック育てています
「香港カポック」は人気の観葉植物ですね。
手のひらを広げたような葉を茂らせ寒さにも強く、我が家は玄関の傍、植木鉢で育てています。比較的簡単に育てることができ、花言葉の「とても真面目」「実直」のように、真っすぐ上に伸びていきます。白い花は小さく、咲いても短期間で散ってしまいますが、赤や黄色の実も楽しむことができます。
我が家は今回、葉が茂りすぎたので一部を切って「挿し木」することにしました。
①先ず枝を先端から15センチメートル前後に切ります。②切り口はⅤ字に切って、吸水面を増やします。③先端の葉っぱを2~3枚残し、ほかの葉は全て取り除きます。④水を入れたバケツに切り口を、2時間程つけます。
⑤鉢には鉢底ネットを敷き、軽石を入れ、挿し木用の土を入れます。
⑥土に割りばしか指で穴をあけ、枝を挿します。⑦たっぷりと水やりをします。
1か月~1か月半の根ができるまでは、日陰で育てましょう。赤ちゃんの手の様な可愛らしい葉が、顔を出すのが楽しみです。
(鉢は一番 81)
一人暮らしの兄が心配
ここ5年ほどの間に私は兄と弟を亡くしたので、葬儀や納骨等で残っている兄弟と会う機会が増えました。
私は6人兄弟姉妹で男4人に女は姉と私の2人、前に皆が揃ったのは我が家の長男が結婚式をあげた20数年程前。その後は結婚式も地味になり、親戚が一堂に会することも無くなりました。お互いに元気でいれば、特に男の兄弟たちと会うことも無かったのです。
さて、弟や兄が亡くなってみると今年78歳の兄は一人暮らしのせいか、やはりだいぶ年老いたと感じさせる風貌になっていました(多分お互い様だった)。気になり会話をしても耳もだいぶ遠くなっている様子です。
エレベーター無しの4階建て4階に住んでいる彼は食料の買い出しに行く、週に1度位しか下に降りる事が無い。運動や散歩もすることがなくなったと話してました。
「友達とかいないの?」と聞けば「60代の頃は昔の同僚とたまには食事をしたり飲んだりしたけど住む場所が違うし」と同じマンションの人とも挨拶以外したことはないとネガティブな話しか出て来ません。
自転車で転んで怪我をしても、自分だけには少し良くなってから電話をくれました。
心配になった私はおせっかいながら彼の住んでいるところの市役所に「1人暮らしの老人が無料で相談できるところを教えて欲しい」と電話しました。住んでいる区役所に電話してください、と電話番号を教えてもらい、今度は区役所に電話すると部署が違うと言われ、また違う電話番号を教えて下さり、3度目にまたまた違う電話番号を教えてもらいました。4度目は、本当に兄の住んでいる近くの地域包括支援センターという場所でした。
そこでは丁寧に説明してくれ、相談者本人が来るか、家庭訪問して生活の状態を見せてもらわないと相談には乗れないとの事。兄の家はゴミ屋敷で、私も家に入れてもらえない状態なので、日時を決めて私と2人で相談に訪れました。
会話や歩く姿を見てくださり、「これだけ歩くことや普通の会話ができるなら多分ですが、要支援にもならないと思います」と介護支援専門員のお話でした。ただ、耳が遠いようなので音を大きくするものを使ったらいいとアドバイスしてくれました。
また、近くで月に何回か体操をやっているので、参加したら知り合いも出来るでしょうと、その日程表もくださったりしました。
そして、その地域に兄が住んでいて連絡先は松戸の私だという登録カードというものを作ってくださいました。
その後、兄と別れて私は駅に戻り帰ってきましたが、行きは迷って駅から30分近くかかりましたが兄の家からは10分もかからないところに支援センターはありました。
それから2か月くらい経っていますが、兄は相変わらずアドバイスを受け入れた様子は見られません。
相談員の方がおっしゃるには、一人暮らしの男の方も多いけれど、自分から体操へ行ってみよう、デイサービスに行きたい、と積極的な人は皆無に近いとか。
運動に通っている人も女の人ばかりなので兄にぜひ来てほしい、と先導的な役割も期待されましたが、ちょっと無理みたいです。本人がその気にならなければ周りがいくら心配しても、どうにもならないということがよく分かりました。
兄には片道2時間くらいかかるから、会いにはたまにしか行けないよと話しているところです。(根本・ミミちゃん 75)