今月のラジオポワロ
知的障がいを持つきょうだいの会 「まつどきょうだいゆんたく」始動
知的障がい者がきょうだいにいる人たちの語らいの場として、「第一回まつどきょうだいゆんたく」が開催されます。〝ゆんたく〟とは沖縄の言葉で〝おしゃべり〟の意味だそうです。ラジオポワロのパーソナリティ上條榮子と、同じく知的障がい者をきょうだいに持つ小川夕子さんによる運営で約1年の構想を経て、開催されることになりました。
上條榮子には4歳年下のダウン症の弟がいます。上條は4歳にして両親と共に弟を育てる人生が始まり、特に子どものころは弟のために諦めなければならないことや、自分の思い通りにならないことを数々経験してきました。そんな心の中のわだかまりを、同じ境遇の人たちと語らい発散するのと同時に、現在、知的障がい者を持つきょうだいで悩みを抱えている方々の心の支えとなれば、との思いで発足しました。
この会は知的障がい者を持つ「きょうだい」が対象で、親御さんは対象となりません。その理由は、親ときょうだいとでは、知的障がい者に対する接し方や責任・義務が異なるため、抱える悩みや問題点が違ってくるからです。
知的障がい者をきょうだいに持つ方でしたら老若男女年齢問わず参加可能ということです。開催日は6月28日㈯18時~20時、会場は岩瀬自治会館2階(松戸駅東口徒歩10分。松戸市岩瀬38番地)、参加費は200円です。参加申し込みは上條榮子☎090・4366・7421まで。
恒例の「七夕とホタルの夕べ」を今年も開催
毎年恒例となりました「七夕とホタルの夕べin春雨橋親水広場」が7月5日㈯・6日㈰の2日間、15時~21時で開催されます。今年は松戸駅西口デッキで人気の松戸クラフトビールフェスの縮小版「松戸クラフトビールギグ」が同時開催となり、今年のこのイベントは「松戸市中心市街地活性化エリアマネジメントにぎわい創出運営委員会」が主催、松戸まちづくり会議と松戸CB&Hフェス実行委員会が主管を務めます。
会場には5日は3店舗、6日は4店舗のクラフトビールが出店、おつまみやお食事にサンドイッチ、焼きそば、焼き鳥、揚げパン、そしてお子様向けにかき氷やラムネの販売もあります。広場の空きスペースでは大道芸人KAYAさんやバルーンアーティストのアオバ牡丹さん、歌とバルーンアートのyayaさんによるパフォーマンスが楽しめます。
主管の松戸まちづくり会議会長・上條榮子氏は「その昔、坂川にはホタルが生息していました。そんな坂川にホタルが戻ってくるよう願いを込めて、松戸市民に訴えたい思いで開催しています」と話します。
ホタルは日没後に光り始めますので、観賞はホタル展示舎内に順番でお入りいただくためお並びいただきます。そして、観賞後20時30分頃に展示舎を開放しますので、ご自由にホタルをお持ち帰りいただくことができます。
また、会場近くの松戸神社境内においても松戸市自治会・町会連合会、本庁地区地区会が主催で、境内のビオトープにて18時~21時の間、ホタル観賞ができます。
さらに、春雨橋親水広場会場、松戸神社会場ともに七夕飾りを設置します。短冊にお願いごとを書いて笹に飾ってくれたお子様にはおもちゃのプレゼントがあります(プレゼントは無くなり次第終了)。会場でのフラッシュ撮影や光るおもちゃ、虫よけスプレーの使用はご遠慮ください。
お問い合わせは、松戸まちづくり会議上條(☎090・4366・7421)まで。(文責・寺田)