「松雲亭カフェ日和」
「江戸つまみかんざし」も展示
「松雲亭カフェ日和(びより)」が5月3日、4日の午前10時30分から午後4時30分(ラストオーダー午後4時)まで戸定が丘歴史公園内の松雲亭で行われる。費用は600円。抹茶またはホット・コーヒー、お団子付き(お団子は数量限定で、他のものに代わる場合あり)。
今年は会場内で「江戸つまみかんざし」などの「つまみ細工」の展示が行われる。
「つまみ細工」とは江戸時代に始まったとされるもので、裁断した布をピンセットで折りたたみ、組み合わせて、花などの装飾を作っていく手工芸。和紙の花のモビールを吊るすなど、癒やしのひと時を演出する。「江戸つまみかんざし」は、千葉県と東京都の伝統工芸品に指定されている。
「つまみかんざし彩野」代表の藤井彩野さんは、大学在学中の海外経験から日本文化に興味を持ち、帰国後に目にした「つまみかんざし」の美しさと繊細さに魅了され、この装飾技術を絶やしたくないという思いから独学で技術を身に付けた。この技術が将来にも繋がるよう、つまみ細工を日常に感じられるものづくりを続けていき、つくり手としても精進していきたいと考えている、という。藤井さんは、2018年に千葉県指定伝統的工芸品製作者に指定されている。
問い合わせは☎090・8101・9347NPO法人松戸市民劇団・石上さんまで。

「松雲亭カフェ日和」のチラシ