狭山事件現地学習会
6月18日松戸駅集合、参加者募集

 狭山事件現地学習会が6月18日に開催される。狭山事件にとりくむ東葛住民の会の主催。
 狭山事件は、1963年5月に埼玉県狭山市で起きた女子高校生誘拐殺害事件。容疑者として逮捕された石川一雄さんは、1974年に東京高裁で無期懲役の判決が下り、32年間獄中生活を送った。
 石川さん逮捕の背景には部落差別があると指摘されている。石川さんは、3回目の再審請求を申し立てて18年になる。
 現地学習では、「自白」にある石川さんの事件当日の足取りをたどり、時間的な不自然さや、再現された石川さんの自宅で、被害者のものとされる万年筆が3度目の家宅捜索で発見された不自然さなどを確認する。
 6月18日午前8時にJR松戸駅「みどりの窓口」前に集合(時間厳守。西武線狭山市駅で待ち合わせを希望の場合は、その旨を連絡)。8時10分松戸駅発。交通費1720円。資料代300円。先着25人。要予約。6月15日締め切り。現地ではフィールドワーク、石川さんのお話、意見交換などが行われる。
 問い合わせ・参加申し込みは、☎047・343・3803神林さん、☎090・4671・8248龍さんまで。

再現された石川一雄さんの自宅(2000年撮影)

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