外環道が開通

関係車両による走り初め

 東京外かく環状道路の千葉県区間(三郷南ICから高谷JCT)が2日午後4時に開通。これに先立ち、午前中には北千葉JCT付近(市川市)で開通式典が行われ、石井啓一国土交通大臣、森田健作千葉県知事らがあいさつ。来賓によるテープカットの後、関係車両による走り初めが行われた。
 外環道の開通により、東関東道・常磐道・東北道・関越道が接続。千葉の湾岸エリアと北関東各地が都心を通ることなくアクセス可能になり、所要時間が大幅に短縮。開通以来、市川中央ICと京葉JCT間の利用は1日に平均約4万台、首都高中央環状線の交通量は東側で約1割減ったという。
 また外環道に並行して走る国道298号線は1日平均2・4万台が利用。並行する県道の交通量が約2~3割減少し、大型交通量が約4~5割減少。県道市川松戸線の旅行速度が約4割上昇したという。  【戸田 照朗】

記念式典

関係者によるテープカット

 

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