8月27日 絵本

日経夕刊「あすへの話題」で中井貴恵さんが人生を変えた一冊を書いていました。子供を寝かせ付けるためにだけ読んであげていた絵本。ある時「つりばしゆらゆら」を読み終わったら何故か涙が一気にあふれ出た。長い谷川にかかる吊り橋を渡るきつねの子こんすけ。頑張れば渡れると信じて歩を進めるのだが意外な結末。この本のすばらしさを自分の声で伝えられないかと「大人と子供のための読みきかせ会」を立ち上げた。朗読、大型絵本、音楽という独自のスタイルで仲間と20年あまり公演を行ってきた。あのときこの本に出合ってなかったら。という内容だが私も子供たちに絵本を読んでいました。特に娘に読んであげてた「ずーとずっとだいすきだよ:ハンス・ウイルヘルム」が心に残っています。娘はどう聞いていたのか分かりませんが私は話の後半必ず涙声になりました。就職試験に落ち滅入っていた時「ずーとずっとだいすきだよ」と送ったら「こっぱずかしい」と返ってきました。