9月20日 営業担当者の雑記

昨日福島原子力発電所事故を巡り業務上過失致死傷罪で強制起訴された東京電力旧経営陣3人に東京地裁から無罪の判決が下った。今回のポイントは巨大津波を予見し、有効な対策を打てたのかという点だったが、それについて政府機関の長期評価で巨大津波が起きる可能性について言及していたがそれの信頼性について疑義ありさらに防潮工事などの対策を講じていても大震災の前に完了したかは不明というのが判決の理由。また「当時の社会通念や法規制は、原発の絶対的安全性の確保までを前提としていなかった」とも言及した。これだけ沢山のそして取り返しのつかない事故を起こしいまだに深刻な状況が続いている原告団には到底納得いかない判決だろう。個人的にはスリーマイル島やチェルノブイリの事故で一たび事が起きると取り返しがつかない大惨事になることは東電も分かっていただろうにという思いはありますが控訴するのか否かはこれから検討するとのこと。