6月18日 梅雨の晴れ間

このところ前夜の天気予報では「晴れ時々曇り」となっていても突然雨が降ることがあるので傘は必ず持ち歩きます。会社の帰りに傘を使わない時にはどこかに忘れてくるという失敗もありますがずぶ濡れになるよりはいいかなと思っています。ところでこの時期を詠った俳句は沢山ありますが例えば正岡子規の「紫陽花や昨日の誠今日の嘘」といった洒脱というか読みようによっては海千山千のご年配の女性という感じの句も結構ですが飯田龍太の「雲のぼる6月宙の深山蝉」などもとても大きな景色で好きです。もうじき鬱陶しいほど鳴く「にいにい蝉」。梅雨も終わりころ雲はすっかり夏のそれです。多分これは町の中ではなく谷あいあるいは山中ほっと開けた場所での句だと思います。セミの声以外はまったく何も聞こえない静まり返った昼。そんな風に読みましたがどうなんでしょう。私の場合はいつも勝手な解釈ですので作者の意図とは全く違うかもしれませんが。

 

7月14日 営業担当者の雑記

「ぽっかりと青空覗く梅雨晴間:石崎そうびん」今日の空の青いこと。まったくやさしくありません。かつて人類で初めてガガーリンが宇宙から見た地球の色がこんな感じだったように思います。風が強いので雲を吹き飛ばしているのか気象のことはよく分かりませんが、何しろどこまでも深く雲がありません。吸いこまれてしまいそうなとても不思議な色です。これが梅雨の晴れ間の特徴なんでしょうか?また「梅雨晴れやグランドに置く大薬缶:大川暉美」というのがありました。高校野球真っ盛りですね。こんなときだけ出身校の動向を見てしまいます。次は出身県、子供たちが行った高校と段々対象が広くなります。やっぱり一生懸命な姿がとても格好いいのです。大人が勝手にノスタルジーに浸るのも選手たちには申し訳ないのですがやっぱりすっきりさわやかがいいな。