わたしのページ(読者投稿)
2024年10月27日
本を音でたのしむ「本楽」
9月18日読売新聞朝刊に、本「読まない」6割、「量減った」7割最多に、の文化庁の国語調査についての記事があった。読書離れが全世代に進んでいる。理由は「スマホ利用」に時間を取られているためとあった。
本を読む、心のゆとりは失いたくない。とはいえ、合理的な時間の使い方も否定できない。あらすじを読んで、読んだことにする。TV録画し、倍速利用で見て、内容が分かれば良いなど、広く浅く知識を得る今日である。
読書により、思考力、表現力、創造力などに効果があることは理解している。ゆっくりじっくりと本を読み、行間から滲み出る作者の思いを感じつつ、名作を読む時間も大切だと私は思う。
時代のテンポのこともあるが、老化の一途の私、視力にも問題が生じつつある。そこで、「読む書」から「聞く書」、「朗読」に切り替えて、名作を味わいたいと考えている。耳より書を楽しみ、新たな時空を楽しめる気がする。
音を楽しむ「音楽」。本を音で楽しむ「本楽」もいいではないか。本の世界を楽しみ、心の豊かさを保ち、人生を楽しみたいと、猛暑から解放された秋の夜長、コオロギの声を聞きながら思ったのであります。
(稔台・雑草愚人 67)
スーパーの対応納得いかない!
スーパーで間違えて、欲しかったものとは違う商品(常温のレトルト食品)を買ってしまった。自分が悪いので、スーパーが返品に応じなくてもしょうがないとは思いつつ、だめもとで聞いてみよう、と電話をかけた。
「今日そちらで買った〇〇なのですが、商品を間違えて購入してしまったのですが、返品はできますか?」。それに対してのお店の人の第一声が「返品された商品は全て廃棄します」だった。
「返品できる・できない」ではなく「廃棄する」と言われて、びっくりして数秒間、言葉が出なかった。気を取り直して、もういちど返品について聞いてみると「返品はできる」と言う。「返品はできるけど、返品された商品は全て廃棄する」と。そんなことをキツめの口調で言われたら、返品したいなんてとても言えない。
このスーパーでは数日後、こんなこともあった。値下がり商品が売っていたので買ったのだが、会計後にレシートを見ると、商品に貼ってあるシールと値段が違っていて、お金を多く取られていた。店員さんに言って確認してもらったら「シールが間違えちゃっていますね。これ(レシートの値段)で合っています」と言われ、「すみません」の一言も返金もなく、商品だけ返された。
それはないのではないのか。客は商品の値札を見て買うかどうかを判断している。こちらは物価高で少しでも安く商品を買おうとしているのに。さすがにこの対応には唖然としてしまい、以後このスーパーには行っていない。
わたしはいろいろなスーパーを利用させていただいているが、返品をお願いすることは滅多にない。それに対して、値札の金額と会計後の金額が違うことは結構ある。
つい先日も別のスーパーで、100円と書かれてあった野菜をレジに持っていったら、200円取られた。そんな時は店員さんに言えば、すぐに確認して返金してくれる。それでいい。そんなことでお店に不満を感じたことなんて一度もない。人は誰だってミスはするのだからしょうがない。店員も客も同じ人間。お互い様だ。(しろくま)
衆議院議員選挙きょう投開票日
衆議院解散総選挙で27日は投開票日です。新しい顔ぶれに誰になるかわかりませんが、選挙前の公約を守っていただきたいと願っています。
かつてアメリカのリンカーン大統領は「人民の人民による人民のための政治」と言いました。誰しもが教科書で習ったことと思います。
日本の政治も原点に戻って、国民から信用信頼されることでリンカーン大統領の言葉を引用し、人民を国民に変えて誰しも国民が永久に住みやすい生きがいのある生活を実現出来るように、新しい政治家の方々にお願いしたいと期待しています。(胡録台・政治)
大きな入道雲モクモクモク
我が家の北東の方角に、標高877メートルの「筑波山」がそびえています。
その辺りからでしょうか、今夏も大きな「入道雲」がモクモクモク。雲底から雲頂までは数千メートル、いやいや1万メートルを超えているかもしれない。入道雲は夏だけのものと思っていたら、一年中発生しているのですね。
そう言えば今年の早春にも、JR常磐線越しに入道雲を見上げたっけ。その日の巨大な入道雲は「眼前に立ちはだかる大男」、強そうでした。
「入道」と言えば、歴史上の藤原道長や平清盛の名が連想されます。巨大で強そうなイメージの「入道」の名がついたものに、他にこんなものもありました。
ゴンドウクジラは「入道海豚」、ヒキガエルは「入道蛙」、巨大タコは「入道蛸」、巨大イカは「入道烏賊」です。そろそろ夕方、「あの入道雲から雨が降りそうだ」。(藤原入道は一番 81)
楽々完食できると思ったけど…
先月、仲良しの友人と台湾料理を食べに行った。
メニュー表の写真を見て、楽々完食できるだろうと思った「黒酢チャーハンセット」。スープまで飲み干すとお腹はパンパンに。60歳を過ぎ、順当に老化の道を歩んでいると感じる。
残さず食べるという教えが小学生の頃から染み付いているのでがんばって完食した。外食できる環境にあるのは幸せなことではあるが、帰りにショーケースを指差し、「こんなん食べたいやんなあ、お子様セット!」と二人で笑った。
どこのお店でもちょうど良い量の「シニアランチセット」があるとうれしいなあ…。
あと4年で高齢者の仲間入りをする二人の女子会でした。
(二ツ木・石井裕子)
なんだか懐かしく毎回楽しみに
本よみ松よみ堂で紹介されていた『団地のふたり』を、わたしもテレビで見ていたのでうれしくなりました。
私も主人も、それぞれ常盤平団地と小金原団地で子ども時代を過ごしたので、なんだか懐かしく、主演の二人も好きなので毎回楽しみにしています。
だいぶ前から団地の高齢化や孤独死が問題となっておりさみしく思っていましたが、少しずつ若い家族連れも増えていると耳にすることもあり、地域でよその大人に見守られる子どもたちが安心して楽しく過ごせる場であってほしいと願うばかりです。(紙敷・ごまごま 6友との語らいと嬉しい贈りもの
コロナ禍以来、多忙でご無沙汰していた女友達と久々に連絡を取り合った。
彼女は今まで7年間勤めていたグループホームの仕事にはやりがいを感じていたが、体力的な理由で退職し、現在はNPOのボランティアに夢中だという。
頭脳明晰で明朗な楽しい彼女と近況報告で、仕事は生きがいとの話で盛り上がった。
1週間後、私のために選んでプレゼントしてくれたという紺色のリュックと、ロイズの高級菓子が届いた。達筆な文字で「仕事に使ってください。私はいつでも味方です」と。
秋の訪れを感じるある日の午後に、幸せの余韻に浸った。
(岩瀬・ラブリーデイ 50)