市がシェアサイクル導入
市内に43か所のステーション
200か所理想。協力者募集

 松戸市は17日、市内の回遊性や近隣自治体との往来などの利便性向上を担う新たな移動手段として、シェアサイクルを開始した。市役所や駅前など37か所に自転車を借りたり返却できるステーションを新たに設け、電動アシスト自転車275台を導入。30分130円から利用できる。
 全国でシェアサイクル事業を展開する「オープンストリート」(東京都港区、工藤智彰社長)と事業協定を締結し、同社のシェアリングサービス「ハローサイクリング」が活用される。同サービスは全国8千か所以上にステーションを設置し、車両台数は3万5千台を超える。スマートフォン用アプリ「ハローサイクリング」をダウンロードして無料会員登録を済ませば、ステーションの検索、自転車の予約から決済までを簡単に行うことができ、全国どこのステーションでも貸し出しや返却が可能。近隣では、市川市、船橋市、葛飾区、三郷市で導入されているという。
 供用開始となったこの日はオープニングセレモニーが行われ、市役所本庁舎正面玄関前では本郷谷健次市長が導入された電動アシスト自転車を体験試乗。ステーションではアプリの利用方法などの説明を受けた。
 本郷谷市長は「社会そのものが変わり、都心に行くより自分のまちの中で人が動く時代。SDGsの観点からもエネルギーを使わない自転車は有効で、また何でも買う時代でもなくなってきている。シェア事業は行政としても進めなければいけない事業で、シェアサイクルをスタートに早急に広げていきたい」と話していた。
 市内のステーションは、今回新たに設置された37か所と既存の民間ステーション6か所の計43か所だが、「理想は200か所」(工藤社長)といい、今後1年間程でまずは100か所に増やしたいとしている。
 市では市内の店舗・土地所有者・マンション管理組合などに対して、シェアサイクルステーション設置協力を呼びかけている。
 料金は利用開始から30分130円で、延長15分あたり100円。12時間まで1800円となっている。【竹中 景太】

市役所に設置されたシェアサイクルステーション

アプリダウンロード先

シェアサイクル用地募集

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