目標は「松戸から日本一」
松戸中央ボーイズが県大会制し全国へ

 日本少年野球連盟(通称・ボーイズリーグ)の千葉県支部大会がこのほど行われ、松戸中央ボーイズが5―1で京葉ボーイズを破り、2年連続4度目の春の全国大会への出場を決めた。全国大会は来年の3月、東京・大田区の大田スタジアムなど関東近郊の9球場で行われる。
 松戸中央ボーイズは2010年設立。野球と勉強の両立を目指すことをモットーに、野球技術、学業、人間形成の向上に努め、高校野球及び一般社会で通用するかっこいい中学生を育成することを目的としている。現在の部員は90人で、多くは松戸市ほか東葛地区から通っているが、東京都や埼玉県、茨城県から通う選手もいるという。
 今年のチームについて、井垣茂人監督は「投打共に突出した選手はいませんが、走攻守比較的バランスが良く、日頃からコツコツと粘り強く頑張れる選手も多い。そのため試合になると力以上の何かがプラスされた大きなチーム力が発揮できる」と評価する。
 松戸中央ボーイズの全国大会での最高成績はベスト8。今年は春夏連続で全国大会出場という快挙も達成したが、結果はともにベスト16だった。
 来春の全国大会に向け、大坂啓汰主将(中学2年)は「全国大会は千葉県予選と同じ気持ちでいって、勝てる大会ではない事は分かっているので、予選の何倍も気持ちを入れて一切の隙を見せずに戦っていきたい。千葉県代表として全国大会という晴れ舞台でプレー出来る事に感謝と誇りをもって楽しんできたい」と話す。
 『松戸から日本一へ』を合言葉に、初の「全国制覇」に挑む。

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