保育士育成策など評価
松戸市に「日本子育て支援大賞」

吉田勝彦理事長(右)と本郷谷健次市長

 このほど、松戸市が(一社)日本子育て支援協会が開催する「第2回日本子育て支援大賞2021(自治体・プロジェクト部門)」を受賞した。
 同大賞は、子育てに良い商品、サービスがたくさん生まれてくることを支援していくもので、子育てママとパパ、さらにはその祖父母が実際に「役立った価値」を大いに評価する賞だという。衣料(衣)、食品(食)、住環境(住)、日用雑貨、グッズ類、サービスアプリケーション、家電・自動車、自治体・プロジェクトの8部門からなり、全体で30の企業・自治体が受賞し、自治体・プロジェクト部門では松戸市のほかに北九州市が受賞した。
 1次選考では子育て支援関連企業に勤務する子育て中の社員が選考にあたり、2次選考では同協会の吉田勝彦理事長を審査委員長とした審査会による選考会議の合議で決定された。
 審査委員長の吉田理事長は松戸市について「保育士・幼稚園教諭の確保・育成のための施策が群を抜いています。待機児童、医療費助成、医療体制、住宅支援等、各種子育て支援策のレベルも高く、就労支援などにも時宜を得た配慮が感じられます」と評価している。

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