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2021年2月28日

茂木美佐子さんの作品

補植するより歩道の整備を
 現在、八ヶ崎の桜通りで、松戸市の街づくり緑と花の課が街路樹補植工事を行っています。桜の咲く時期の1週間を楽しみにしていらっしゃる方も多いと思いますが、近所に住んでいる人たちにとっては迷惑極まりないのです。
 秋になると落ち葉が山のように歩道を埋め尽くし、また春には毛虫が大量に発生します。歩道は桜の木の根上がりでデコボコになり、歩きづらく転倒して救急車で運ばれているのもしばしばです。また、街路灯も桜の木葉で陰になり、暗くなって歩くのに危険な状態になります。
 1年に1度、桜を見学に来る方は良いでしょうが、毎日街路樹の近くで生活している人にとっては迷惑極まりないのです。
 桜の補植より歩道の整備を行ってほしいと思っています。これから高齢化社会が進むなか、昼夜安心して歩道が散歩できるように、また車イスでもお子さんも安心安全に通える歩道にしてもらいたい。
 せっかく伐採した桜の木のあとにわざわざ補植するのにお金をかけるより、歩道の整備にお金をかけていただきたいと思います。(八ヶ崎・勝ジュン)

さいだ~(六高台)

がんばれ!専大松戸野球部
 第93回選抜高校野球大会(3月19日~31日・甲子園球場)で、専修大学松戸高等学校(専大松戸)が、関東・東京の6代表のうち4校目で選ばれた。21世紀枠の4校を合わせ32校で対戦する。
 専大松戸は昨秋の県大会で、1回戦1対0で市千葉、2回戦7対0で長狭、3回戦8対0で幕張総合、準々決勝7対6で千葉学芸を破った。準決勝は3対6で東京学館に敗れたが、3位決定戦9対1で千葉英和を破り、関東大会に出場した。
 関東大会では、初戦8対0で鹿島学園(茨城)を破り、準々決勝は6対0で鎌倉学園(神奈川)を破った。準決勝では、優勝した健大高崎(群馬)に敗戦して決勝進出はできなかったが、関東大会での善戦が評価されて選抜初の甲子園行きが決まった。
 2015年の夏の大会で甲子園キップを手に入れ初出場した。
 全国に松戸市を知らしめることになる。このチャンスに、松戸を盛り上げるためにも頑張ってもらいたい。(高塚新田・松毬)

自分に合った日常を淡々と
 ふと気が付けば、竿が高くて、少々重いものを掛ける時に、「よいしょ!」と、口の中でつぶやいている。
 年と共に背がちじんで、高い棚の物を取るのに背伸びしている。
布団も、ベランダまで出したり取り込んだりが少々面倒というか、重荷になって来たので部屋の硝子戸の日当たりのよい場所に広げている。そんなわけで、布団を取り込んだ時の何ともいえない日向の匂いが、時に恋しく思う。
 布団やさんのアドバイスだが、敷布団は一週間に一度、羽毛布団は一か月に一度干すのがベストで、取り込む時にあまり強く叩くのは、綿を痛めるとのことだ。
 知人は、庭にある木に竿をかけて、洗濯物を干している。子どもの頃に田舎で見ていた風景の一コマを見るおもいで懐かしい。
 背の高い木を、脚立や梯子に乗って夫が切っているのを側でハラハラしながら見ていたが、ご近所のお家では、年数回シルバー人材センターにお願いしているので、我が家でも数本だが、去年からシルバー人材センターのお世話になっている。
 数本なので、そんな量の仕事ではないのだが、必ずお二人で来てくださる。シルバー人材センターで働く方も高齢なので二人セットで仕事をしておられるとのこと。
 段差のある我が家なので、スリッパでつまずいたりすることがあるので、最近はソックスを二枚はき、スリッパは玄関に飾って(?)ある。
 年月は、いろいろな経験を通して自分に合った日常を受け入れて、淡々と生きて行くのがよしと、思えるようになった。(松戸在住)

また見に行きたい戸定さくら雛
 3月3日は「雛祭り」。女の子の健やかな成長を願う日とされていますが、もともとは「上巳(じょうし)の節句」といい、上巳は災難が降りかかりやすい忌み日で、厄払いの日とされていました。
 紙などで作った人形(ひとがた)に穢れをうつし、身代わりとして川や海に流す風習が平安時代に生まれました。これが「流し雛」の起源と考えられています。
 それがやがて、女の子の人形遊びと結びつき、室町時代頃から貴族が雛人形を飾るようになり、江戸時代に幕府が公式な季節の節句として定めると、雛祭りが庶民の間にも広がりました。
 「桃の節句」の別名があるのは、雛祭りはもともと旧暦の3月3日だったため、ちょうど桃の花が咲く時期と重なることと、桃の花には邪気を払う力があると考えられていたためです。
 ひな祭りのお供え物といえば、菱餅、ひなあられ、白酒、ハマグリのお吸い物、ちらし寿司、桜餅と彩り豊かで美味しいものがいっぱい。
 菱餅の緑は新緑、白は残雪、桃色は桃の花で、春の情景を表すとともに、健康、清浄、魔除けといった願いが込められています。
 ひなあられは桃色が春、緑が夏、黄が秋、白が冬を表し、一年を通じて健康と幸せを祈るという意味が込められています。
 3年前、松戸の戸定邸で見た「戸定さくら雛」は、竹の小舟の乗ったお雛様や吊るし雛がとても愛らしく素敵でした。公園内の梅の花がとても綺麗に咲いていたのも覚えています。
 今年は新型コロナウイルス感染防止のため中止になったと聞きました。コロナが収まったら、また見に行きたいです。(稔台・まどい)

たった1本の桜もまた格別
 四季の移り変わりを感じる代表は、春の満開の「桜」ですね。標本木が5、6輪ほころんだ時に、気象庁が開花宣言をします。
 我が家には鉢植えの桜「陽光」があります。8年ほど前に「お一人様のお花見」を企画検討し、楽しみに植えてみた1本です。
 毎年桜を観察してみると、開花後の約7日が満開で、7日かけて散っていきます。
 そうして見る間に若い葉が顔を出し新緑を迎え、秋にはその葉が色鮮やかに紅葉します。冬にはチラホラと落葉し、年を越した辺りからまた蕾を誕生させます。
 たった1本の桜ですが1年中365日楽しめます。桜並木・桜のトンネル・千本桜も見事ですが、たった1本の桜も格別なものになっています。少々ですがサクランボの実もなりますよ。
 膨らみ始めた蕾を眺めながら、開花予定日を指折り数えて待ちぼうけです。
(桜は一番 77)

2020東京五輪は延期すべし
 あと6か月後に東京オリンピック・パラリンピックが迫っているのに開催の延期、またはキャンセルの意思表示をされないでいる。問題だ。
 国際オリンピック委員会も日本オリンピック委員会、日本国政府もそれぞれの立場で延期の検討はやっているに違いない。しかし延期の発表を躊躇っている。理由は新型コロナ禍の克服が見通せないからだろう。
 当事者が決定を公にしないのは無責任である。このまま進めてどたん場で延期を打ち出しては問題が大きくなるばかりである。
 一部で、今年の3月に決定するだろうと言われている。延期の決定は3月に決定するのであればこの1月でも決定すべきである。これでは第一義的に被害を受ける日本人としては困る。困難な問題はズルズル先延ばしせず早めの決断が必要である。
 やっと新型コロナのワクチンが問題を抱えながらも出てきた。このワクチンで新型コロナを抑え、世界二百か国から選手、観客を安心して我が国は迎え入れるだろうか。万一、多くの外国人来日によりさらにコロナ禍が拡散すれば医療体制はどうなるのか? 本当に無観客にしてまでオリンピックを開催する意味があるのか。現在の「非常事態宣言」にさえ苦慮している日本の対応から見て大いに疑問である。
 なぜ英知を結集したオリンピック関係機関が東京大会をキャンセル出来ないのか。
 推定であるが以下のほかに理由は見当たらない。
 暑くて、日本の最もスポーツに相応しくない時期の7月に開催を決定している。何故か。理由はアメリカのプロスポーツシーズンと重ならないようにするためである。
 この決定により国際オリンピック委員会は米国企業から多大な収入をすでに得ている。国際オリンピック規定により日本もこの一部を受領しているはずであり、これらの資金及び日本内外の企業よりスポンサー料を得ている。
 日本側が開催をキャンセルすれば、日本は日本オリンピック委員会及び日本の受領しているスポンサーに対しキャンセル料を払わねばならない。キャンセル料の総額は多額に上るはずである。とても簡単にキャンセルなどと言えないのが実情であるに違いない。
 したがって現実的な解決は東京オリンピック・パラリンピックの開催を延期せざるを得ないのではないか。(八ヶ崎・松田賢)

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