小川真澄さんに最優秀賞
松戸ナンバーワン料理人決定戦

最優秀賞の小川真澄さん

 コロナ禍で多くの店舗・事業主にとって厳しい環境が続くなか、食を通して松戸を元気にと市内の商業施設「キテミテマツド」で先月28日、「松戸ナンバーワン料理人決定戦」の最終審査が行われ、市内在住の主婦・小川真澄さん(36)が作った「梨?!たっぷり矢切ねぎ入りライスコロッケ」が最優秀賞に選ばれた。同最優秀作品を含む上位4作品は今後、商品化してキテミテマツド10階のフードコートでの販売も予定されている。
 「新しい松戸名物を作るのはキミだ」をテーマに、市内全域で商品化して販売できる『名物丼』を募集して行われた同催し。県内在住の料理自慢(プロ・アマ問わず)から約200作品が寄せられ、写真による一次審査、一般の方の投票による2次審査を経て、この日10作品が審査員の実食により審査された。
 審査を行ったのは、グルメエンターテイナーのフォーリンデブはっしーさん(審査委員長)、松戸市観光協会の田中忠行会長(副審査委員長)ら9人。参加者がその場で調理した自慢の逸品丼を、松戸らしさや見栄え、アイデアなど6つの審査基準を元に点数をつけて審査した。
 最優秀賞に輝いた小川さんのライスコロッケは、家族の誕生日やホームパーティーでおもてなし料理として振る舞っていた料理をアレンジした作品。矢切ねぎを食材に使い、ライスコロッケの見た目を松戸名産の梨っぽく仕上げた。審査委員長のはっしーさんは「老若男女誰でも楽しめる。見た目、味、何より松戸らしさが表現されていてすばらしかった」と評価していた。
 生まれも育ちも松戸で、今回知人に勧められて参加したという小川さんは「思わず写真を撮りたくなるような、インスタ映えする見た目にこだわりました。多くの人においしいと喜んでもらえたら嬉しいし、アレンジもできるので広まってほしいですね」と話していた。【竹中 景太】

最終審査の参加者

あわせて読みたい