今月のラジオポワロ
コロナ禍での松戸の大花火

高田さん(右奥)と山本さん(PC画面)

 11月14日、松戸の夜空に星屑のごとく煌めいた大花火、とっても素敵でした。
 ラジオポワロ第418回では、この「松戸の歴史に感謝を~ひとつなぎの大花火~」を企画・運営した公益社団法人松戸青年会議所の今年度理事長・山本圭一さんと青少年報恩委員長・高田健作さんにお越しいただきお話を伺いました。山本さんはリモートで、高田さんにはスタジオでのご出演です。
 青年会議所とは、20~40歳の働く人たちで組織されており、まちづくり活動や青少年の育成活動、自己研鑽のアカデミー活動を行う団体です。
 今年の松戸青年会議所のスローガンは「感謝」。
 東京2020オリンピック・パラリンピックの開催で、毎年恒例の松戸花火大会が中止となり寂しい思いをされている方々が多いことから、地域の方々に「感謝」を伝えたいという思いで花火を打ち上げようと企画されたそうです。
 運営資金は会員が納める会費の一部と、クラウドファンディングを利用して、支援者406人から138万6010円の支援を受けることで調達したそうですが、当日までシークレットにされていた花火打ち上げ会場の松戸競輪場の観客席382席は、クラウドファンディングをした支援者のみが入場でき、この382席は受け付け開始から2日間で満席となる人気ぶりだったとのことでした。
 この花火大会の模様は、YouTubeでライブ配信していましたが、現在もアーカイブが残っていますので何度でも視聴することができます(QRコードをご利用ください)。ちなみに11月16日の番組収録時の再生回数は2万6841回で、元々の目標を大幅に超える視聴数となっています。
 実はこの花火の打ち上げには、ラジオポワロの上條榮子も中学生アナウンサーの見守りとしてボランティア参加させていただいておりました。
 最後にお二人に苦労話をお聞きしたところ、山本理事長は「各委員長から上がってくる様々な課題を判断し、決定すること」、高田委員長は「コロナ禍で参加できないメンバーもいて、限られたスタッフで一発勝負の生配信へ挑んだこと」とのことでした。
素敵な大花火を観せてくださった松戸青年会議所の皆さんに、「感謝」と拍手を送ります。(制作・寺田)

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