「松戸で起業」を応援
スタートアップオフィス開設

テープカットする本郷谷市長(中央)、中山松戸商工会議所会頭(同右)ら

 『松戸で起業』を応援するインキュベーション(創業支援)施設「松戸市スタートアップオフィス」が今月1日、キテミテマツド横の松戸ビル13階にオープン。施設開設に先立ち、先月28日には内覧会及びオープニングセレモニーが実施された。
 松戸市スタートアップオフィスは、松戸での「創業の促進」「起業家の支援・育成」及び「多様な働き方」を推進することを目的に設置。その特長として、つぎの4点を掲げている。
 ①他業種がオフィス環境を共有できるコワーキングスペースを併設、②起業支援の専門家によるサポートを無料提供、③起業に関する情報発信・教育・イベントの展開、④提携先レンタルオフィスとの相互利用可能(全国23か所。首都圏12か所、都内7か所)
 また、同オフィスは「アートとビジネスの融合空間」をテーマとしており、オフィス内の壁面や家具など随所にアートが散りばめられている。発想重視の空間づくり、新たなクリエイティブの生まれる場を目指し、地域アーティストやクリエイターによる展示等も今後行っていきたいとしている。
 オープニングセレモニーで本郷谷健次市長は「この場所は見晴らしも良く、ここにいれば良いアイディアも生まれそうだ。(起業には)人のつながりなどいろいろな課題があり、それらを解決するべく、行政としてこのような形でのバックアップとなった。何より松戸を元気に、元気なまちをつくっていきたい」などとあいさつした。
 なお、同施設の利用は有料となる。月会費0円で1時間300円から各種あり。個室(2~3人)6室、コワーキングスペース30席、ブース席(1人)5席。
 利用価格等の問い合わせは、☎047・382・6087松戸スタートアップオフィスまで。【竹中 景太】

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