8月11日 営業担当者の雑記

私明日から夏休みを頂きます。折角千葉に移したのに滅多に行かないお墓参り、日頃中々行けなかった美術館、さらに墨田ジャズフェスティバル、などなど結構スケジュールは詰まっています。前職OB会から原稿も依頼されているのでもしかしたら図書館通いもありか?子供達は今のところ帰ってくる気配なし。みんな親の子で盆位帰るなどという気持ちはなさそうです。便りのないのはいい知らせといいますのできっとみんな元気なんでしょう。あまり休みを喜んでいるとお休みが取れない人に申し訳ないのですが、うちの子も盆は掻き入れ時なので休みはないのかもしれないなア。しばしレフレッシュしてきます。

8月10日 営業担当者の雑記

「そよりともせいで秋立つ事かいの:鬼貫」何とも諧謔的な句で大好きです。風流な人とは季節に先駆けて自然の変化をいち早く感じさりげなく「どうだ」という人なのかもしれません。この鬼貫先生はそれを少々皮肉気味に何の変化もない、風だって今までと同じく暑いままで空気の流れもないそれでも「立秋」になったというんだなと言い放つ。しかしそうはいいつつぼちぼち夏は往こうとしているぞと感じたのですね。物事にではなく多分「立秋」という言葉に。そう言っている間に「そより」と拭く風が、そしてその風の中に微かに生まれている秋が本当にやってくるぞと心待ちにしている様子がよく出ていると思います。そして今度は「朝も秋夕べも秋の暑さ哉」とまた洒落のめすのです。最後まで発句の宗匠として生き続けた芭蕉も結構ですがこの口語体はたまりません。

8月7日 営業担当者の雑記

今日地元の専大松戸は花巻東に2対4で敗れ彼らの「甲子園の夏」が終わりました。当たり前のことですが勝者がいれば必ず敗者がいます。相手がどんなに下馬評の高い高校であっても最初から負けると思っている学校はない筈。だからこそ真剣なプレーが生まれ負けた時の悔しさが一層溢れる。高校野球の魅力は100年たってもまったく褪せていません。松戸で初めての甲子園を経験させてくれた専大松戸高校の諸君ありがとう。嘗ての名門PL高校野球部の存続が危ういとか。一時期はプロ野球阪神球団より強いのではないかとさえいわれた程強かった。しかし全国から選手を集め野球さえ強ければいいと言う事だったのでしょうか部内部でのいじめや暴力沙汰が表面化してきました。専大松戸は地元の進学校です。限られた時間内での効率的な練習が実を結んだ彼らの今後も期待したいものです。

8月6日 営業担当者の雑記

8月6日。70回目の「原爆の日」そして100年目の全国高校野球。甲子園では第一回大会優勝校の京都二中に繋がる鳥羽高校の主将が選手宣誓をしました。「この100年、日本は激動と困難を乗り越えて平和を勝ち取った。次の100年を担う者として、8月6日の意味を深く胸に刻み、甲子園で躍動することを誓います」自分の言葉で,今自分があるのはそして野球が出来るのは広島、長崎の原爆。各地で受けた空襲。最前線となった沖縄の人たちの苦難。そして何より志半ばでこれからの人生を散らせてしまった多くの兵隊さん達の思いを乗り越え平和を勝ち取っってきたこの70年があるからなのだという感謝の気持ちが切実に伝わってくるとても素晴らしい宣誓だったと思います。予定通り小倉に原爆が落ちていたら今私の「生」はなかった。平和のありがたみをつくづく感じています。

8月5日 営業担当者の雑記

東京は昨日で5日連続の猛暑日.これは統計を取りだしてから一番長いのだとか。今日も猛暑日が予想されるようですがとにかく暑い。通勤時に最寄駅から会社まで20分近く歩くのですが暑さに鈍感な私も汗びっしょりになります。まず会社に着いたら直に上シャツを取り汗取り用のシートで顔、体を拭きクーラーを26度位にセットししっかり体を冷やしてから朝礼にでます。幸い私は今一人で仕事をしていますので恥ずかしい姿を他人様に見られることもないので安心ですが大勢が居る職場では無理ですね。昼間も事務所や車に乗っている時はいいのですが外に出たり荷物を運ぶ時は大変です。駐車中は車に日除けシートを付けているのですが中はムレムレなので窓を全開しクーラーを入れ少し落ち着いてから出発です。汗をかくことはいいことだとか聞きますが程度問題ですね。

8月4日 営業担当者の雑記

日経新聞の「私の履歴」に倉本聰さんが出ていますが今日の話は感動しました。倉本氏が小さい頃駄菓子屋で英字ビスケットを二つ盗んだ。それを知った母親はクリスチャンのお父様と相談した。父親は彼を連れ駄菓子屋に行き店のビスケットを全部買い上げた。そして彼には一言の小言も言わなかった。数年後戦況が悪化し食糧事情が悪くなったら忘れていたビスケットがおやつに出始めた。大量にあったので1年くらい続いた。「僕は食べるたびに後ろめたいような、妙に懐かしいような、不思議な気分になった。勉強机に隠した、あのAとOはずっと捨てることができなかった。」というもの。どうしても欲しいものに誰も見ていないだろうとそっと手を伸ばしてしまった。しかしその罪悪感は何時までも残っている。両親からは全く叱られなかっただけに余計に。ご両親の素晴らしさ。

8月3日 営業担当者の雑記

8月1日は松戸の花火大会があったようですが私は地元に近い佐倉の花火大会に行ってきました。印旛沼岸から打ち上げられる花火を毎年田んぼのあぜ道に椅子を置き楽しんでいます。開始から30分ほどは手筒花火などが会場傍で打ち上げられますが私達の居る場所はそこからはかなり離れていますのでごく一部しか見えません。暫くは氷を食べながら蚊に刺されながら待っているとそのうち大きなのが一発上がります。これを合図にいろんな趣向を凝らした花火が次々に上がって行きます。ハート型をしたものがこのところの人気なのでしょうか。さらに柳が垂れ下がっている横に色とりどりの花火が破裂するものもありました。私は一生懸命に花火を追いかけながら写真を撮るですがタイミングが合わなかったり大小がまじりあっているなどでどうもいいやつが撮れませんでした。花火撮影は難しい。