困っている人に無償で提供
小金ほのぼの食堂スタッフが手作りでマスク

 小金ほのぼの食堂の会(安達里季代表)では、「必要な人に自分たちが出来ることを」と手作りでマスクを製作し、子ども用のマスクがほとんど手に入らない放課後児童クラブや高齢者いきいき安心センターなどに無償で配布する活動を行っている。
 同会は、子どもからお年寄りまで誰でも利用できる多世代食堂「小金ほのぼの食堂」を運営して

いるが、新型コロナウイルスの感染リスク拡大の可能性を考慮し、現在は休止している。そうした中で、「困っている人はたくさんいる。何かできないか」と始めたのがマスクの製作で、これまでに200枚以上の布マスクを作成し配布している。
 マスクの製作は「3密」を避けて、集まらずに作業を分担して実施。各スタッフが、ゴム通し・包装・運搬など自分のできることを行っている。材料費はスタッフの寄付と会の活動費より賄われているという。
 安達代表は「マスクを全然持っていない方や1枚を使いまわしている方がまだまだ大勢おり、(マスクの配布は)喜ばれています。マスクを買いたくても買えない方々へマスクが行き届くよう、今後も活動を拡散させたい。このような状況であるからこそ、民間の力が大切だと考えています」と話し、同会のホームページでは必要な方へのマスク提供の呼びかけも行っている。
 詳細は、同会ホームページ(https://www.koganehonobono.com/)または☎080・6585・1568同会代表、安達さんまで。

カラフルなものから柄入のマスクも

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