日奈久ちくわ
とらや

肉厚 魚の甘み広がる

不知火海に面した熊本県八千代市で、保存食として、余った魚のすり身を特産の竹に巻いて焼いたのが始まりとされる。日奈久温泉を訪れる湯治客のお土産として定着したという。

製造・販売を手がける創業49年の「とらや」はハモやスケソウダラなどを使用。創業時から変わらない分量で塩などの調味料を配合したすり身を鉄の棒に巻き付け、微妙な火力調整をしながら表面がきれいなキツネ色になるように丁寧に焼き上げていく。

1センチほどの厚みがあり、かぶりつくとプリッとした食感と、魚肉の甘みが口いっぱいに広がる。そのまま食べても良いし、キュウリなどを入れてお弁当のおかずや酒のつまみにもできる。

とらや三代目より

「2016年の熊本地震で温泉街の建物などには大きな被害はありませんでしたが、お客さんは激減しました。日奈久ちくわは、店ごとに受け継いだ味があります。ぜひ温泉街を訪れ、食べ比べてください」

2018年11月8日 読売新聞 ふるさとの逸品より

 

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