取り寄せBest

Good Coice 〜新聞掲載の逸品〜

和菓子 洋菓子 神奈川 関東

片浦レモンの生ようかん
伊勢屋

片浦レモンの生ようかん—伊勢屋(小田原)

軽やかな甘み ほろ苦さ

黄色いレモンの絵がおしゃれなパッケージにひかれて手にしたのは、片浦レモンを使ったようかんである。神奈川県小河原市の和菓子店「伊勢屋」が2014年から販売している。

片浦とは同市南西部、箱根山系の麓の地区。40年ほど前から、低農薬、ノーワックスの安心安全なレモンの栽培に取り組んでいる。

レモンは、種を一つ一つ取り除いてから果汁を手搾りする。果皮は2日間かけてマーマレードにし、白あんに加えてようかんに仕上げた。

ひと口食べて、「あっ」と思った。今までにないすがすがしい香りと軽やかな甘さ、ほろ苦さが口に広がる。あんこは苦手、ふだん和菓子をあまり食べないという方にこそ試してほしい。緑茶もよいが、紅茶やハーブティーに合わせても楽しめそうだ。

同市内の農家を応援し、地域の活性化を目指す地元の組織「小田原柑橘倶楽部」が「片浦の顔となる斬新なお菓子を作ろう」と発案し、伊勢屋が商品化した。16年には、女性が選ぶ小田原のおすすめ品にも選ばれた。

伊勢屋は1935年、同県横須賀市の伊勢屋からのれん分けで開店した。現在は3代目の大矢雅一さんが代表を務める。「気取らずに食べられるお菓子を中心に、地元の方に愛される店を目指してきました。古い歴史があり、風光明媚な小田原の良さを多くの方に知っていただきたい」と語る。

 

返信する

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です