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Good Coice 〜新聞掲載の逸品〜

中部・北陸・東海 和菓子 新潟

桜花くびきの里
高橋孫左衛門商店

高田の歴史・物語込めて

新潟県上越市の飴菓子専門店「高橋孫左衛門商店」は創業が1624年(寛永元年)。「東海道中膝栗毛」の作者、十返舎一九の旅行記にも登場する老舗だ。現在は、14代目高橋孫左衛門さんが当主を務める。

季節販売の「桜くびきの里」は、水あめに桜の葉の塩漬けを加えて寒天で固め、すり種(薄いもなかの皮)で挟んだもの。日本3大夜桜の一つに数えられる同市の高田城にちなみ、桜とぼんぼりを焼き印している。10年ほど前に、現当主の孫左衛門さんが考えた。

水あめは自然な甘さで、ほどよい弾力がある。サクッとした皮と一つになって桜の風味を残し、消えていく。桜のかわいらしさ、はかなさを感じられる。

初代孫左衛門はアワを原料に「粟飴」を販売。4代目がアワをもち米に変え、現在の透明な水あめを完成させた。

高田城主が参勤交代の手土産にしたという「翁飴」は、水あめに寒天を加えて固め、乾燥させたもの。夏目漱石の「坊ちゃん」にも登場する「笹飴」を考案したのは5代目、文化年間(1804〜18年)のことという。

「商品一つ一つに歴史と物語があります。それを大切にしていきたい」と現当主の孫左衛門さんは語る。

桜花くびきの里は、5月の節句の頃までの販売。通年販売する抹茶風味の「くびきの里」もある。

読売新聞 甘味主義より

高橋孫左衛門商店HP http://www.etigo-ameya.co.jp/index.html

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