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Good Coice 〜新聞掲載の逸品〜

中部・北陸・東海 和食 山梨県

ふき味噌
ヤマフジ

ほのかな苦みとうまみ

「ふき味噌」のラベルに大きく書かれた「ふるさとうまいもの保存会 斉藤春恵提案」の文字。甲府市の食品販売会社「ヤマフジ」が20年ほど前から扱うロングセラーという。

「斉藤さんとは誰かしら?」と思わず気になってしまう。常務の山本重輝さんに聞くと、「当時の専務の奥さん。商品開発の際、いくつもの試作品を味わい、この味がいいと推したことを意味しているんです」とのこと。

ふるさとうまいもの保存会とは、当時の社内の商品開発チームで、社員の家族らに意見を聞いていた。山梨県内ではフキノトウがとれる春の時期にふきみそを作る家庭が多いが、一年中味わえるようにと商品化された。

フキノトウは岩手産で、商品は委託工場で製造されている。塩漬けされたフキノトウを煮て塩を抜いた後、切って洗い、みそと合わせる。みりんや砂糖などの調味料を加えて最後に軽くオーブンで焼いてうまみを出す。

フキノトウのほのかな苦みをみその塩気とほどよいうまみが引き立てる。そのまま酒の肴にしてよいし、ダイコンやカブなどの野菜に合わせてもよい。趣を変えてクラッカーやガーリックトーストにつけてもおいしい。卵焼きやチャーハンなどにアクセントとして加えてもよいだろう。

お酒は、笹一酒造(山梨県大月市)の「旦 純米吟醸」を山本さんから薦めてもらった。爽やかな味が特徴の日本酒で、「ふき味噌」のほのかな苦みとうまみがより感じられる。

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