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Good Coice 〜新聞掲載の逸品〜

和食 岩手県 東北・北海道

生刺身ゆば
ミナミ食品

とろっと滑らか優しい味

豆乳を静かに煮立て、上にできた薄い膜をすくい上げて作る湯葉。今も全国各地に昔ながらの湯葉屋さんがあり、京都などには古い湯葉文化が残っている。
今回紹介するのは、岩手県洋野町にあるミナミ食品の「生刺身ゆば」だ。低農薬で育てられた大豆を原料に、天然の水を使って丁寧に作られている。

「生刺身ゆば」は、時間をかけてできた厚い膜を箸で引き上げ、濃い豆乳に浸してとろりとした状態のところを瞬間冷凍する。食べる時は解凍して、刺し身のように切り分け、しょうゆや麺つゆなどをつける。滑らかでとろっとした口当たりと、大豆の優しい味わいが楽しめる。
瞬間冷凍は同社独自の技術で、生湯葉のおいしさを全国に届けることができる。冷凍なら1年間の保存が可能だ。

同社は1981年(昭和56年)創業。専務の南辰典さんは、「父が幼い頃に食べた、祖母の作った湯葉のおいしさが忘れられず、思い出を大事に作り始めました」と話す。
「自然の恵みには、人間に必要なものが全てそろっている」という創業時の思いを守り、湯葉作りに家族全員で励む。全国に少しずつ販路を伸ばしていて、巻いた形の「生巻ゆば」や手軽に使える「乾燥ゆば」など、扱う種類も増えている。

南さんが「南部美人 特別純米酒」を教えてくれた。「湯葉のほのかな甘さが、さわやかなお酒とよく合います」と話す。

2019年10月19日 読売新聞 辛味主義より

ミナミ食品hp https://www.minami-skh.com/store/

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