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Good Coice 〜新聞掲載の逸品〜

和菓子 大阪 洋菓子 関西

こぶしゃり
五感

厳選された昆布とコメを材料に使った洋風煎餅だ。「大阪塩昆布クッキー」の愛称が付けられた。サクサクとした食感と米粒の歯ごたえが調和し、昆布の塩味と金ゴマの香ばしい風味が広がる。
大阪で人気の洋菓子メーカー「五感」が2015年8月に発売した。小麦粉とバター、卵、砂糖を使った生地には、昆布のうまみが詰まっただし汁と、細切りの昆布を練り込んだ。
「おこし」を砕いたようなコメ菓子を仕上げにまぶしている。コメは新潟県産のコシヒカリを使う。炊いた後に乾燥させた干し米を、さらに焙煎して香ばしさを引き出した。
独創的な菓子が生まれたのは、コメを使った洋菓子を作り続ける浅田美明社長が、地元の老舗昆布店「神宗」に出会ったことがきっかけだ。昆布との組み合わせで、大阪らしい土産を作ろうと考えた。
大阪は江戸時代、天下の台所としてコメの蔵屋敷が立ち並び、全国の上質な食材が集まった。昆布だしは今も根付いている。和洋折衷の欲張りなクッキーからは大阪の食文化の伝統と先進性が見えてくる。

2006年発売のマドレーヌ「ええもん」は、国産の大粒黒豆が入った定番商品。国産の米粉と小麦粉、北海道産の発酵バターを使い、ふんわり焼いた。地元産へのこだわりから、大阪の養蜂所の蜂蜜も加えている。

2016年10月18日 読売新聞 お取り寄せの味

五感HP http://www.patisserie-gokan.co.jp