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Good Coice 〜新聞掲載の逸品〜

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黒豆ボーロ
水野屋

食感絶妙の皮とあん

宮崎県西都市の和菓子店「水野屋」(1913年創業)の「黒豆ボーロ」は、黒豆ならではのねっとりした食感が楽しめる菓子だ。

黒豆好きの4代目店主の水野真吾さんが3年ほど前に考えたもの。皮は小麦粉、砂糖、卵黄にハチミツをたっぷり加えて焼き上げたもので、硬すぎず軟らかすぎずの絶妙の食感だ。中には、大粒の黒豆を5時間ほどかけて軟らかく煮て蜜漬けにし、小豆こしあんを加えた黒豆あんが入っている。甘さはひかえめだが、粒の大きい黒豆ならではの重量感とコクのある皮が相まって、新鮮な味わいになっている。

「伊藤マンショ生誕地からの贈り物」という副題がついているのは、天生遣欧使節の一人、伊藤マンショが宮崎出身であること、ボーロがキリスト教とともに伝えられた南蛮菓子であることにちなむ。

「ボーロは洋の雰囲気がありますから、日本茶だけでなくコーヒーにも合うお菓子を目指しました」と水野さん。

学生時代は興味がなかったという水野さんだが、卒業後、父の歌詞にかける思いを聞いて、菓子屋を継ぐことを決心した。仕事場に立つ一方で店に出てお客さんと接することもある。「おいしかった」「贈り物にして喜ばれた」という声を聞くのがうれしい。

長年地元で親しまれてきた店だが、最近は最中や羊羹といった定番のお菓子だけでなく、生どら焼きなど、若い世代を意識した歌詞づくりにも力を入れている。

2019年11月9日 読売新聞 辛味主義より

水野屋HP http://www.wa-mizunoya.com/nocategory/1495.html

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