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Good Coice 〜新聞掲載の逸品〜

和菓子 奈良県 関西

柿寿賀
柿寿賀

ねっとり上品な味わい

私が子供の頃は柿の木が身近にあって、軒先で柿を干す家が多かった。年を取り、よりおいしい干し柿を食べたいと探していたところ、柿の産地の奈良でやっと出会ったのが、干し柿を使った「柿寿賀」だ。奈良市にある店は、近鉄奈良駅からそう遠くない場所にあり、町家風の古いたたずまいである。

柿寿賀は巻物のような形で、開いた干し柿を10個ほど並べ、甘露煮にしたユズの皮を芯にして巻き上げている。柿は栄養もあることから長寿を祝う意味を持つ寿賀を組み合わせて命名されたという。

食べる時は3〜5ミリにスライスする。商品は冷蔵で発送されるので、届いたら冷凍しておくと切るときに薄く切りやすく、形も崩れにくい。干し柿の優しい甘みとねっとりとした食感、ユズの酸味と香りが良く、上品な味わいだ。

社長の榧木恭平さんは、「甘さが控えめで、抹茶のお菓子とするもよし、お酒のつまみとして賞味しても良いですね。クリームチーズと一緒に食べてもおいしいです」と話す。

榧木さんによると、料亭で出される懐石料理の八寸(酒肴を盛りつけたもの)用として柿寿賀を作り、奈良や京都の店に卸していたが、評判が良かったため、40年ほど前から菓子店の看板を揚げ、一般に小売するようになったという。

お酒は焼酎と辛口の日本酒を薦めてくれた。「柿寿賀の甘みをより際立たせてくれます」と榧木さんは語る。

読売新聞 2019年11月 辛味主義より

柿寿賀HP https://kakisuga.co.jp/fr/4

 

 

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