秩父おなめ
新井武平商店

塩辛さと甘み ご飯進む

大豆と大麦を混ぜ、こうじ菌で発酵させた「おなめ」。埼玉県秩父地域の農村に伝わる伝統料理だ。これに同県皆野町のみそ・しょうゆ製造業「新井武平商店」がナスとショウガを刻んで入れて味を調え、半世紀以上前に商品化した。

「おなめ」の語源は、箸まで舐めてしまうほどおいしいことに由来するとされる。大麦の産地だった同地域ではかつて、保存食としてどの農家でも作られていたという。

ただ、手間暇がかかるため、戦後に食文化が豊かになるにつれてほとんど作られなくなり、代わりに同店がその味を守ってきた。昔ながらの製法にこだわり、完成までに50〜60日かかる。塩辛さとほのかな甘みが口に広がる素朴な味。ご飯が進む一品だ。

皆野町商工会事務局長より

子どもの頃を懐かしく思い出す昔ながらの味です。冷蔵庫に常備し、キュウリや季節の野菜につけて晩酌のお供にしています。もちろん温かいご飯にもぴったり。秩父の伝統食として自信を持って推奨できます

読売新聞2019年6月6日 ふるさとの逸品より

新井武平商店HP http://www.chichibu-miso.jp/?mode=f2

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