山椒佃煮(白醤油)
かんじゃ山椒園

大粒 風味ストレート

5月中旬になると、サンショウの独特な良い香りが漂う和歌山県有田川町。「かんじゃ山椒園」は、緑が美しく広がる山間部にある。

ご主人の永岡冬樹さんと初美さん夫妻が、大粒でふっくらと軟らかく、ブドウの房のように実る「ぶどう山椒」を栽培。実ザンショウやおろしサンショウ、水煮のほか、サンショウを使ったみそやジャム、パウンドケーキまで、手作りの食品を販売している。

酒の肴としてお薦めするのが、同県湯浅町の醸造元のしょうゆを使用した「山椒佃煮」。5月中旬〜下旬に取れた初期者と呼ばれるサンショウを使っている。濃口しょうゆのものもあるが、個人的にはしろしょうゆが好みだ。さっぱりとして、サンショウの風味がストレートに感じられる。

パスタやすし飯などに混ぜるだけでも美味。1年中、サンショウの実を使いたい人には、産地ならではの冷凍。パックは大層、便利だ。収穫期のための、取り寄せは、ホームページの問い合わせフォームからか、ファックスでお願いできれば、とのことだ。

かんじゃとは、永岡家の屋号だという。今は、土日祝日に「田舎Cafeかんじゃ」という山小屋風の店も営み、スープカレーやピラフなど、サンショウを使ったメニューを出している。

お酒は、地元のビール醸造所、ブルーウッドブリュワリーが醸すクラフトビール「有田山椒エール」を試してみてはいかがだろう。サンショウの風味が個性的だ。

2019年6月1日 読売新聞 辛味主義より

かんじゃ山椒園 http://www.sansyou-en.com/

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