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Good Coice 〜新聞掲載の逸品〜

和菓子 宮城県 東北・北海道

桃生茶福
大沼本舗

「北限のお茶」風味豊かに

鮮やかな緑色の大福だ。口の中で、生地に練り込まれた豊かな茶の香りが広がり、白餡と宇治抹茶クリームの濃厚な甘さが混じり合う。

宮城県石巻市桃生町の大沼本舗が昨年発売した。運営する大沼製菓が昨年創業70年を迎えたことを機に、「地元産の農作物にこだわった商品を作りたい」と開発に取り組んで生まれた商品だ。

素材として注目したのが桃生町で生産される茶「桃生茶」だ。桃生茶は「北限のお茶」と呼ばれ、仙台藩の初代藩主・伊達政宗が茶栽培を奨励したのが始まりとされる。この桃生茶を宮城県産のもち米を使った生地に練り込んだ。

更なる工夫として、桃生茶の粉末を入れた袋を添えた。好みに応じて大福にふりかけてより茶の風味を感じてもらう仕掛けで、開発時に仙台市で開いた試食会で参加した女性から寄せられた意見を参考にして取り入れた。粉末は急須や湯のみに入れて湯を加え、茶として飲んでもらうこともできるという。

昨年度は内閣府が後援する「ふるさと名品オブ・ザ・イヤー」で、「おいしい名品をお取り寄せ」部門賞を受賞した。

定番商品の「桃次郎のきびだんご」は、もちきび粉と2種類の米粉を使ったきびだんごでもっちりとした食感が特徴。中のあんは、ずんだ、くるみ、ほうじ茶クリームの3種類。

2016年5月3日 読売新聞「お取り寄せの味」より

桃生茶福 http://www.onuma-seika.co.jp/shopping/index.php?category_code=4